登録トリガーの例 (XML)
この例の XML では、タスクの登録時にメモ帳を起動するタスクを定義しています。
XML で定義されているタスクを登録するには、ITaskFolder::RegisterTask 関数 (スクリプトの場合は TaskFolder.RegisterTask ) または Schtasks.exe コマンドライン ツールを使用できます。 Schtasks.exe ツール (C:\Windows\System32 ディレクトリにあります) を使用する場合は、次のコマンドを使用してタスクを登録できます: schtasks /create /XML <タスク定義がある XML ファイルのパス> /tn <タスク名>
Note
登録トリガーがあるタスクが更新されると、更新が発生した後にタスクが実行されます。
登録時にメモ帳を起動するタスクを定義するには
次の XML サンプルは、単一の実行アクション (メモ帳の起動)、登録時にタスクを開始する 1 つの登録トリガー、およびタスク スケジューラによるタスクの処理方法に影響を与える他のいくつかのタスク設定を使用して、タスクを定義する方法を示したものです。
Note
登録トリガーがあるタスクが更新されると、更新が発生した後にタスクが実行されます。
<?xml version="1.0" ?>
<!--
This sample schedules a task to start notepad.exe when
the task is registered.
-->
<Task xmlns="http://schemas.microsoft.com/windows/2004/02/mit/task">
<RegistrationInfo>
<Date>2005-10-11T13:21:17-08:00</Date>
<Author>AuthorName</Author>
<Version>1.0.0</Version>
<Description>Task starts after registration.</Description>
</RegistrationInfo>
<Triggers>
<RegistrationTrigger>
</RegistrationTrigger>
</Triggers>
<Principals>
<Principal>
<UserId>Administrator</UserId>
<LogonType>InteractiveToken</LogonType>
</Principal>
</Principals>
<Settings>
<Enabled>true</Enabled>
<AllowStartOnDemand>true</AllowStartOnDemand>
<AllowHardTerminate>true</AllowHardTerminate>
</Settings>
<Actions>
<Exec>
<Command>notepad.exe</Command>
</Exec>
</Actions>
</Task>
TaskScheduler スキーマ要素
この例を使用する際に注意すべき重要な要素を次に示します。
- RegistrationInfo: タスクに関する登録情報が含まれています。
- Triggers: タスクを開始するトリガーを定義します。
- RegistrationTrigger: 登録トリガーを定義します。 このケースでは、トリガーがアクティブ化および非アクティブ化されるタイミングを指定する開始境界と終了境界という 2 つの子要素のみが使用されています。
- Principal: タスクが実行されるセキュリティ コンテキストを定義します。
- Settings: タスク スケジューラがタスクの実行に使用するタスク設定を定義します。
- Actions: タスクで実行するアクションを定義します。 このケースではメモ帳を実行します。
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