Windows タイム
Windows 時間 は、システムが最後に開始されてから経過したミリ秒数です。 この形式は、主に 16 ビット Windows との下位互換性のために存在します。 16 ビット Windows 用に設計されたアプリケーションが引き続き正常に実行されるように、 GetTickCount 関数は現在の Windows 時刻を返します。
通常、 GetTickCount または GetTickCount64 関数を使用して、現在の Windows 時刻と GetMessageTime 関数によって返される時刻を比較します。 GetMessageTime は 、指定したメッセージが作成された Windows 時刻を返します。 GetTickCount と GetTickCount64 は、システム タイマーの解像度 (約 10 ミリ秒から 16 ミリ秒) に制限されます。 GetTickCount またはGetTickCount64 によって取得された経過時間には、システムがスリープまたは休止状態で費やす時間が含まれます。
より高い解像度のタイマーが必要な場合は、 QueryUnbiasedInterruptTime 関数、 マルチメディア タイマー、または 高解像度タイマーを使用します。 QueryUnbiasedInterruptTime 関数によって取得された経過時間には、システムが動作状態で費やす時間のみが含まれます。
Windows Server 2008、Windows Vista、Windows Server 2003、Windows XP/2000:QueryUnbiasedInterruptTime 関数は、Windows 7 および Windows Server 2008 R2 以降で使用できます。
System Up Time パフォーマンス カウンターを使用すると、コンピューターの起動後に経過した秒数を取得できます。 このパフォーマンス カウンターは、レジストリ キー HKEY_PERFORMANCE_DATAのパフォーマンス データから取得できます。 返される値は 8 バイトの値です。 これらのパフォーマンス カウンターの詳細については、「 パフォーマンス カウンター」を参照してください。