メッセージ関数 (ネットワーク管理)
[メッセージ関数は Windows Vista ではサポートされていません。これは、アラートサービスとメッセンジャー サービスがサポートされていないためです。
ネットワーク管理メッセージ関数は、メッセージを送信し、メッセージエイリアスを保持します。 メッセージ関数の一覧を次に示します。
Windows Server 2003: 既定では、アラート サービスとメッセンジャー サービスは無効になっています。 ネットワーク管理 アラート機能 またはネットワーク管理メッセージ機能を呼び出す前に、サービスを再度有効にする必要があります。
| 機能 | 説明 |
|---|---|
| NetMessageBufferSend | 登録済みのメッセージ エイリアスにメッセージを送信します。 |
| NetMessageNameAdd | メッセージ名テーブルにメッセージ エイリアスを登録します。 |
| NetMessageNameDel | メッセージ名テーブルからメッセージ エイリアスを削除します。 |
| NetMessageNameEnum | メッセージ名テーブルに格納されているすべてのメッセージ エイリアスを一覧表示します。 |
| NetMessageNameGetInfo | メッセージ名テーブル内の特定のメッセージ エイリアスに関する情報を返します。 |
メッセージは、ネットワーク上のユーザーまたはアプリケーションに送信されるテキスト データのバッファーです。 メッセージを受信するには、ユーザーまたはアプリケーションがコンピューターのメッセージ名のテーブルにメッセージ エイリアスを登録する必要があります。 既定では、"user"、"machine"、"domain"、または "*" (コンピューターの現在のドメイン) のエイリアスが登録されます。 "ドメイン" エイリアスは、ドメインまたはワークグループとして定義された同じドメイン名を持ち、同じサブネット上のブロードキャストをリッスンするコンピューターのセットを指定します。 NETBIOS over TCP/IP の場合、ドメイン名がネーム サーバーによって解決される場合、または NetBIOS データグラム ブロードキャストがルーター間で転送される場合は、サブネット間で "ドメイン" エイリアスを指定しても成功する可能性があります。 したがって、ドメインに送信されたメッセージは、ドメインのすべてのメンバーへの配信を保証するものではありません。 また、一部のドメイン メンバーは、NetBIOS をサポートする複数のトランスポートがインストールされている場合に、メッセージを複数回受信することもできます。
NetMessageNameAdd 関数を呼び出して、メッセージ エイリアスを登録することもできます。 メッセージ名テーブルには、メッセージの受信が許可されている登録済みメッセージ エイリアス (ユーザーとアプリケーション) の一覧が含まれています。 メッセージ名テーブルに登録されているエイリアスでは、大文字と小文字は区別されません。
メッセージの受信時にポップアップ メッセージを表示するには、メッセージング サービスが受信側のコンピューターで実行されている必要があります。 さらに、ワークステーション サービスはローカル コンピューターで実行されている必要があります。 NetBIOS は、送信側と受信側の間で使用されるトランスポート メカニズムです。
メッセージ関数は、次の 2 つの情報レベルで使用できます。
MSG_INFO_1情報レベルは、互換性のためにのみ存在します。 Messenger サービスは名前を転送したり、名前を転送したりしません。