テキスト アーカイブ ファイル
Windows インストーラー データベースのテーブルは、MsiDatabaseExport または Database オブジェクトの Export メソッドを使用して、ASCII テキスト ファイルにエクスポートできます。 これらのテキスト アーカイブ ファイル内の情報は、MsiDatabaseImport または Database オブジェクトの Import メソッドを使用して、Windows インストーラー データベースにインポートし直すことができます。
msidb.exe などのツールを使用すると、テキスト アーカイブ ファイルのエクスポートとインポートを行うことができます。 「Windows インストーラーのスクリプト作成の例」の「ファイルのエクスポート」および「ファイルのインポート」を参照すると、データベースに対してテキスト アーカイブ ファイルをエクスポートおよびインポートできます。
Note
テキスト アーカイブ ファイルは、インストール データベースを編集する手段として意図されていません。 インストール パッケージを作成および変更するには、Orca やサードパーティ製ツールなどの Windows インストーラー テーブル編集ツールを使用する必要があります。
テキスト アーカイブ ファイルは、次の目的で使用できます。
テキスト アーカイブ ファイルは、バージョン管理システムで使用できます。
無駄な記憶域スペースを削除し、.msi ファイルの最終的なサイズを小さくするため。 「.msi ファイルのサイズを小さくする」を参照してください。
ローカライズ情報をインストール データベースに追加するため。 詳細については、「インポート テーブルとエクスポート テーブルのコード ページ処理」を参照してください。
データベースのコード ページを決定するため。 「インストール データベースのコード ページの決定」を参照してください。
データベースのコード ページを設定するため。 「データベースのコード ページの設定」を参照してください。
データベース列の制限を引き上げるため。 MsiDatabaseExport を使用してテーブルをエクスポートし、エクスポートした .idt ファイルを編集してから、MsiDatabaseImport を使用してテーブルをインポートします。 作成者は、標準テーブル内の列の列データ型、NULL 値許容、ローカライズ属性を変更できません。 「大きなパッケージの作成」も参照してください。
次の各ページには、テキスト アーカイブ ページとその形式に関する説明があります。