ビジネス レポートのスキーマのWindows Update
既定のエクスペリエンスで提供される視覚化がレポートのニーズを満たしていない場合、またはデバイスに関する問題のトラブルシューティングを行う必要がある場合は、ビジネス レポートのWindows Updateのスキーマを理解し、追加のダッシュボードを強化するための Azure Monitor ログ クエリの機能の概要を理解し、外部データ分析ツールとの統合、自動アラートを行う必要があります。 などです。
ビジネス レポートのWindows Updateのスキーマ
次の表は、Windows Update for Business レポート ソリューションの一部であるさまざまなテーブルをまとめたものです。 Azure Monitor ログを移動してこのデータを見つける方法については、「 Azure Monitor でのログ クエリの概要」を参照してください。
注
データは毎日収集されます。 [TimeGenerated] フィールドには、データが収集された時刻が表示されます。 これは、データが収集されるときに Log Analytics によって追加されます。 過去 28 日間のデバイス データは、前回以降に新しいデータが生成されていなくても収集されます。 LastScan はデータの鮮度 (つまり、値が最後に更新された時刻) をより明確に示します。TimeGenerated は Log Analytics 内のデータの鮮度を示します。
Table | カテゴリ | 説明 |
---|---|---|
UCClient | デバイス レコード | UCClient は、個々のデバイスのレコードとして機能します。 これには、現在インストールされているビルド、デバイスの名前、オペレーティング システムのエディション、アクティブ時間 (定量的) などのデータが含まれています。 |
UCClientReadinessStatus | デバイス レコード | UCClientReadinessStatus は、Windows 11に更新する準備に関する個々のデバイスのレコードです。 デバイスがWindows 11を実行できない場合、レコードには、デバイスが満たしていないハードウェア要件Windows 11含まれます。 |
UCClientUpdateStatus | デバイス レコード | 最新のクライアント ベースのデータと最新のサービス ベースのデータを組み合わせて、1 つのデバイス (クライアント) と 1 つの更新プログラムの全体像を作成する Update イベント。 |
UCDeviceAlert | サービスレコードとデバイスレコード | これらのアラートは、デバイス固有の問題の結果としてアクティブ化されます。 特定の更新プログラムと特定のデバイスの組み合わせに固有ではありません。 UpdateAlerts と同様に、AlertType は、ServiceDeviceAlert や ClientDeviceAlert などのアラートの発生元を示します。 |
UCDOAggregatedStatus | デバイス レコード | UCDOAggregatedStatus は、テナント全体のすべての個々の UDDOStatus レコードの集計であり、配信の最適化と Microsoft 接続キャッシュを使用して登録されているすべてのデバイスの帯域幅節約を要約します。 |
UCDOStatus | デバイス レコード | UCDOStatus は、配信の最適化と Microsoft 接続キャッシュを使用する場合に、コンテンツ タイプ間の帯域幅使用率に関する情報を 1 台のデバイスに提供します。 |
UCServiceUpdateStatus | サービス レコード | サービス側から直接発生する Update イベント。 イベントには、1 つの展開で 1 つのデバイス (クライアント) と 1 つの更新プログラムに関するサービス側の情報のみが含まれます。 |
UCUpdateAlert | サービス レコードとデバイス レコード | クライアントとサービスの両方の更新に関するアラート。 1 つのデバイス (クライアント)、1 つの更新プログラム、および 1 つの展開 (該当する場合) に関連する、注意が必要な情報が含まれます。 UpdateAlert の AlertType フィールドによっては、特定のフィールドが空白になる場合があります。 たとえば、ServiceUpdateAlert には必ずしもクライアント側の状態が含まれていないので、空白になる可能性があります。 |