MultiPoint Services の仮想化のサポート
MultiPoint Services は次の 2 つの方法で Hyper-V の役割をサポートします。
MultiPoint Services は、Hyper-V を実行しているサーバーにゲスト オペレーティング システムとして展開できます。
MultiPoint Services は仮想化サーバーとして使用できます。
仮想マシンで MultiPoint Services を実行すると、Hyper-V ツールを使用してオペレーティング システムを管理できます。 これらのツールにはチェックポイント機能とロールバック機能が含まれており、仮想マシンをエクスポートおよびインポートできます。 大規模なインストールの場合、1 台の物理サーバー上で複数の MultiPoint Services 仮想コンピューターを実行することでサーバーを統合できます。 次のようなシナリオが想定されます。
1 つの教室またはラボに 20 以上の接続クライアントがあります。 MultiPoint Services を実行している複数の物理コンピューターを展開するのではなく、1 台の物理コンピューターに複数の仮想マシンを展開できます。
注意
1 つの MultiPoint Manager コンソールを使用して、物理または仮想に関係なく、複数の MultiPoint サーバーを管理できます。
MultiPoint サーバーは、同じ物理コンピューター上で別のサーバー インフラストラクチャを持つ仮想マシン上で実行されています。 この場合、このサーバー インフラストラクチャは、ネットワークのドメイン、セキュリティ、およびデータを一元化します。 MultiPoint サーバーはリモート デスクトップ サービスを提供し、デスクトップを一元化します。
注意
仮想マシンで MultiPoint Services を実行する場合、USB over Ethernet および RDP クライアント ステーションがサポートされます。 ダイレクト ビデオと USB ゼロ クライアント接続ステーションはサポートされていません。
Hyper-V の役割に関する詳細については、「Hyper-V」を参照してください。