ステーション ハードウェアの管理
MultiPoint Services システムは、1 台のコンピューターと少なくとも 1 つのステーションで構成されます。 ステーションのハードウェアは、通常、ステーション ハブ、マウス、キーボード、ビデオ モニターで構成されます。 ステーションは通常、コンピューターにケーブルで物理的に接続されます。
4 つのステーションで構成される MultiPoint Services システムのレイアウトの例を次の図に示します。 各ステーションは、USB ハブとマルチモニター ビデオ カードを使用して MultiPoint Services コンピューターに接続されます。 この図には、多機能ハブを使用して接続されたステーションは含まれていません。
このセクションのトピックでは、MultiPoint Services システムに接続されているハードウェアの状態を表示する方法を説明します。また、MultiPoint Services ステーションのセットアップに使用できる USB デバイスの種類とその他の周辺機器についても詳しく説明します。 以下では、ハードウェアの選択と MultiPoint Services ステーションのセットアップに役立つ、このセクションのトピックの概要を説明します。
ハードウェアの状態の表示
MultiPoint Managerでは、 [ステーション]タブを使用して、MultiPoint Services コンピューターに接続されているステーションとハードウェア デバイスの状態を表示できます。 MultiPoint Services コンピューターやそれに接続されているハードウェア デバイスの状態を表示する方法については、「ハードウェアの状態の表示」トピックを参照してください。
USB デバイスの使用
USB デバイスとその他の周辺機器が MultiPoint Services システムに接続されている場合、MultiPoint Services コンピューターに接続されている場合と、MultiPoint Services ステーションに接続されている場合では、その動作が異なります。 「USB デバイスの使用」トピックでは、これらのシナリオでハードウェア デバイスの動作がどのように異なるのかを説明し、ステーション ハブとの連携について詳細な情報を提供します。
ビデオ デバイスの使用
「ビデオ デバイスの使用」トピックでは、モニターやプロジェクターなどのビデオ デバイスが MultiPoint Services システムのコンピューターまたは MultiPoint Services ステーションに接続されているときに、ビデオ デバイスがどのように機能するかについて説明します。
ステーションのセットアップ
「ステーションのセットアップ」トピックでは、MultiPoint Services ステーションを作成するために MultiPoint Services ステーション ハブに周辺機器を接続する方法について説明します。 MultiPoint Services では、次の 2 種類のステーション ハブがサポートされています。
マウス、キーボード、およびその他の USB 周辺機器をサポートする、外部電源またはバス電力供給のマルチポート USB ハブ
統合ビデオ コントローラーと、マウス、キーボード、およびオーディオ周辺機器のためのポートを備えた多機能ハブ
どちらの種類のステーション ハブも、USB ケーブルによってコンピューターに接続します。 「ステーションのセットアップ」トピックの手順では、ハードウェア デバイスと各タイプのステーション ハブとの接続方法を示しています。