MultiPoint サーバーにサーバー バックアップをインストールする
MultiPoint サーバーのバックアップと回復の計画について検討することをお勧めします。
どのサイズの環境でも適切なバックアップと回復の計画が重要です。 Windows Server バックアップは、一連のウィザードとその他のツールを提供し、インストール先のサーバーに対してバックアップと回復の基本的なタスクを実行する Windows Server 2016 の機能です。 Windows Server バックアップでは、サーバー全体 (すべてのボリューム)、選択したボリューム、システム状態、または特定のファイルやフォルダーをバックアップできるほか、システムの再構築に使用できるバックアップを作成できます。
回復では、ボリューム、フォルダー、ファイル、特定のアプリケーション、およびシステム状態を回復できます。 また、ハードディスク障害などの障害が発生した場合、ゼロから、または代替ハードウェアを使用してシステムを再構築できます。 これを行うには、サーバー全体か、またはオペレーティング システム ファイルと Windows 回復環境を含むボリュームのみのバックアップが必要です。 これにより、システム全体が古いシステムまたは新しいハード ディスクに復元されます。
Windows Server バックアップの主な機能は、バックアップが自動的に実行されるようにする機能です。
必要なバックアップの種類を設定するには、次の手順を実行します。
バックアップおよび回復ツールをインストールする
スタート画面で、[サーバー マネージャー] を開きます。
[役割と機能の追加] をクリックして、[役割の追加ウィザード] を開始します。 次に、[開始する前に] の注意を確認したら、[次へ] をクリックします。
[Role based or feature based installation] (役割ベースまたは機能ベースのインストール) オプションを選択し、[次へ] をクリックします。
管理しているローカル コンピューターを選択し、[次へ] をクリックします。
機能の追加ウィザードが開きます。
[機能の選択] ページで、[Windows Server バックアップの機能] を展開し、[Windows Server バックアップ] と [コマンドライン ツール] のチェック ボックスをオンにしてから、[次へ] をクリックします。
注意
または、スナップインと Wbadmin コマンドライン ツールだけをインストールする場合は、[Windows Server バックアップの機能] を展開し、[Windows Server バックアップ] チェック ボックスだけをオンにします。[コマンドライン ツール] チェック ボックスは必ずオフにします。
[インストール オプションの確認] ページで選択内容を確認し、[インストール] をクリックします。
インストール中にエラーが発生した場合は、[インストールの結果] ページにエラーが記録されます。
インストールが正常に完了したら、これらのバックアップおよび回復ツールにアクセスできます。
[Windows Server バックアップ] スナップインを開くには、スタート画面で「Backup」と入力し、結果で [Windows Server バックアップ] をクリックします。
Wbadmin ツールを開始し、そのコマンドの構文を表示するには、スタート画面で「command」と入力します。 結果で [コマンド プロンプト] を右クリックし、ページの下部にある [管理者として実行] をクリックして、確認プロンプトで [はい] をクリックします。 コマンド プロンプトで「wbadmin /?」と入力し、Enter キーを押します。 ツールのコマンド構文と説明が表示されます。
Windows Server バックアップを使用してバックアップを構成する
- 「サーバーをバックアップする」のガイダンスに従ってください。