ソフトウェアの制限のポリシーを使用した電子メール ウイルスからのコンピューターの保護
ソフトウェアの制限のポリシー (SRP) を使用してアプリケーション制御ポリシーを設定し、Windows Server 2008 および Windows Vista でコンピューターを電子メールウイルスから保護する方法について説明します。
はじめに
ソフトウェアの制限のポリシー (SRP) はグループ ポリシー ベースの機能で、ドメイン内のコンピューターで実行されているソフトウェア プログラムを識別し、これらのプログラムを実行する機能を制御します。 ソフトウェアの制限のポリシーを使えば、コンピューターの構成に厳格な制限を加え、指定したアプリケーションに限って実行を許可することができます。 ソフトウェア制限ポリシーは Active Directory Domain Services とグループ ポリシーに統合されているものの、スタンドアロン コンピューターで構成することも可能です。 SRP の開始点については、「ソフトウェア制限ポリシー 」を参照してください。
Windows Server 2008 R2 および Windows 7 より、Windows AppLocker は、アプリケーション制御戦略の一部として SRP の代わりに、または SRP と一緒に使用できます。
電子メールのウイルスから保護するために SRP を構成する
「ソフトウェアの制限のポリシーに関するベストプラクティス」を参照して、SRP の動作を理解します。
[ソフトウェアの制限のポリシー] を開きます。
以前にソフトウェアの制限のポリシーを定義していない場合は、新しいソフトウェアの制限のポリシーを作成します。
電子メールプログラムが電子メールの添付ファイルを実行するために使用するフォルダーのパスの規則を作成し、セキュリティレベルを [ 許可しない] に設定します。
規則を適用するファイルの種類を指定します。
ポリシー設定を変更して、目的のユーザーとグループに適用されるようにします:
グループポリシーオブジェクトの (GPO) ポリシー設定を適用しないユーザーまたはグループを指定します。
グループポリシーの特定のポリシー設定のソフトウェア制限ポリシーからローカル管理者を除外し、残りのグループポリシーを管理者に適用します。
ポリシーをテストする。