Active Directory フォレストの回復 - グローバル カタログを削除する
DC からグローバル カタログを削除するには、次の手順を実行します。
グローバル カタログ サーバーをバックアップから復元すると、その部分レプリカのいずれかで、その部分レプリカに対して権限を持つ対応するドメインより新しいデータがグローバル カタログに保持される場合があります。 このような場合、新しいデータはグローバル カタログから削除されず、他のグローバル カタログ サーバーにレプリケートされることもあります。 そのため、グローバル カタログ サーバーである DC を復元した場合、それが意図せず行われた場合でも、信頼された唯一のバックアップであった場合でも、復元操作が完了したらすぐにグローバル カタログを削除する必要があります。 グローバル カタログを削除すると、そのすべての部分レプリカがコンピューターによって削除されます。
Active Directory サイトとサービスを使用してグローバル カタログを削除する
- [サーバー マネージャー] を開き、[ツール]、[Active Directory サイトとサービス] の順に選択します。
- コンソール ツリーで [サイト] コンテナーを展開し、対象サーバーが含まれている適切なサイトを選びます。
- [サーバー] コンテナーを展開してから、グローバル カタログを削除する DC の "サーバー" オブジェクトを展開します。
- [NTDS 設定] を右クリックして、[プロパティ] を選択します。
- [グローバル カタログ] チェック ボックスをオフにします。
- 適用を選択します。
repadmin を使用してグローバル カタログを削除する
管理者特権でのコマンド プロンプトを開き、次のコマンドを入力して、Enter キーを押します。
repadmin.exe /options DC_NAME –IS_GC
次のステップ
- AD フォレストの回復 - 前提条件
- AD フォレストの回復 - カスタム フォレスト回復計画を作成する
- AD フォレストの回復 - フォレストを復元する手順
- AD フォレストの回復 - 問題の特定
- AD フォレストの回復 - 回復方法を決定する
- AD フォレストの回復 - 最初の回復の実行
- AD フォレストの回復 - 手順
- AD フォレストの回復 - よく寄せられる質問 (FAQ)
- AD フォレストの回復 - マルチドメイン フォレストで 1 つのドメインを回復する
- AD フォレストの回復 - 残りの DC を再デプロイする
- AD フォレストの回復 - 仮想化
- AD フォレストの回復 - クリーンアップ