netcfg
Windows プレインストール環境 (WinPE) で、ワークステーションを展開するために使用する Windows の軽量バージョンをインストールします。
構文
netcfg [/v] [/e] [/winpe] [/l ] /c /i
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
/v | 詳細モードで実行します。 |
/e | インストールとアンインストール中にサービスの環境変数を使用します。 |
/winpe | Windows プレインストール環境 (WinPE) 用の TCP/IP、NetBIOS、Microsoft クライアントをインストールします。 |
/l | INF ファイルの場所を指定します。 |
/c | protocol、service、client のいずれかの、インストールするコンポーネントのクラスを指定します。 |
/i <comp-ID> |
コンポーネント ID を指定します。 |
/s | アダプターの場合は \ta、ネット コンポーネントの場合は n など、表示するコンポーネントの種類を指定します。 |
/b | パスの名前を含む文字列が続く場合は、バインド パスを表示します。 |
/q <comp-ID> |
コンポーネント ID がインストールされているかどうかを照会します |
/u <comp-ID> |
コンポーネント ID をアンインストールします。 |
/m | バインド マップを現在のディレクトリの NetworkBindingMap.txt に出力します。 /v と一緒に使うと、バインド マップがコンソールにも表示されます。 |
/d | すべてのネットワーク デバイスでクリーンアップを実行します。 これには再起動が必要です。 |
/x | ネットワーク デバイスでクリーンアップを実行し、物理オブジェクト名のないものをスキップします。 これには再起動が必要です。 |
$ | コマンド プロンプトにヘルプを表示します。 |
例
プロトコル example を c:oemdir\example.inf を使ってインストールする場合は、次のように入力します。
netcfg /l c:\oemdir\example.inf /c p /i example
MS_Server サービスをインストールする場合は、次のように入力します。
netcfg /c s /i MS_Server
Windows プレインストール環境の TCP/IP、NetBIOS、Microsoft クライアントをインストールする場合は、次のように入力します。
netcfg /v /winpe
コンポーネント MS_IPX がインストールされているかどうかを表示するには、次のように入力します。
netcfg /q MS_IPX
コンポーネント MS_IPX をアンインストールするには、次のように入力します。
netcfg /u MS_IPX
インストールされているすべてのネット コンポーネントを表示するには、次のように入力します。
netcfg /s n
MS_TCPIP を含むバインド パスを表示するには、次のように入力します。
netcfg /b ms_tcpip