msinfo32
システム情報ツールを開いて、ローカル コンピューター上のハードウェア、システム コンポーネント、ソフトウェア環境の包括的なビューを表示します。
一部のシステム情報カテゴリには、大量のデータが含まれています。 start /wait コマンドを使用して、これらのカテゴリのレポート パフォーマンスを最適化できます。 詳しくは、「システム情報」をご覧ください。
構文
msinfo32 [/pch] [/nfo <path>] [/report <path>] [/computer <computername>] [/showcategories] [/category <categoryID>] [/categories {+<categoryID>(+<categoryID>)|+all(-<categoryID>)}]
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
<path> |
C:\Folder1\File1.xxx の形式で開かれるファイルを指定します。ここで C はドライブ文字、Folder1 はフォルダー、File1 はファイル名、xxx はファイル名の拡張子です。 このファイルは .nfo、.xml、.txt、.cab ファイルにすることができます。 |
<computername> |
ターゲット コンピューターまたはローカル コンピューターの名前を指定します。 これには、UNC 名、IP アドレス、または完全なコンピューター名を指定できます。 |
<categoryID> |
カテゴリ項目の ID を指定します。 /showcategories を使用して、カテゴリ ID を取得できます。 |
/pch | システム情報ツールに [システム履歴] ビューを表示します。 |
/nfo | エクスポートしたファイルを .nfo ファイルとして保存します。 path で指定されたファイル名の末尾が .nfo 拡張子でない場合、.nfo 拡張子がファイル名に自動的に追加されます。 |
/report | テキスト ファイルとしてパスにファイルを保存します。 ファイル名は、パスに表示されるとおりに保存されます。 パスで指定されない限り、.txt の拡張子がファイルに付加されません。 |
/computer | 指定したリモート コンピューターのシステム情報ツールを起動します。 リモート コンピューターにアクセスするには、適切なアクセス許可が必要です。 |
/showcategories | わかりやすい名前またはローカライズされた名前を表示するのではなく、利用可能なすべてのカテゴリ ID を表示した、システム情報ツールを起動します。 たとえば、ソフトウェア環境カテゴリが SWEnv カテゴリとして表示されます。 |
/category | ●●●●●指定したカテゴリが選択された状態でシステム情報を開始します。 /showcategories を使用して、使用可能なカテゴリ ID の一覧を表示します。 |
/categories | 指定した 1 つまたは複数のカテゴリのみが表示された状態でシステム情報を開始します。 また、選択した 1 つまたは複数のカテゴリに出力が制限されます。 /showcategories を使用して、使用可能なカテゴリ ID の一覧を表示します。 |
$ | コマンド プロンプトにヘルプを表示します。 |
例
使用可能なカテゴリの ID を一覧表示するには、次のように入力します。
msinfo32 /showcategories
読み込まれたモジュールを除き、すべての使用可能な情報が表示されたシステム情報ツールを起動するには、次のように入力します。
msinfo32 /categories +all -loadedmodules
[システムの概要] 情報を表示し、[システムの概要] カテゴリの情報を含む syssum.nfo と呼ばれる .nfo ファイルを作成するには、次のように入力します。
msinfo32 /nfo syssum.nfo /categories +systemsummary
リソース競合情報を表示し、リソース競合に関する情報を含む conflicts.nfo と呼ばれる .nfo ファイルを作成するには、次のように入力します。
msinfo32 /nfo conflicts.nfo /categories +componentsproblemdevices+resourcesconflicts+resourcesforcedhardware