create partition msr
GUID パーティション テーブル (GPT) ディスク上に Microsoft 予約 (MSR) パーティションを作成します。 すべての GPT ディスクに Microsoft 予約パーティションが必要です。 このパーティションのサイズは、GPT ディスクの合計サイズによって異なります。 Microsoft 予約パーティションを作成するには、gpt ディスクのサイズを 32 MB 以上にする必要があります。
重要
このコマンドを使用する場合は、十分な注意が必要です。 GPT ディスクは特定のパーティション レイアウトを必要とするため、Microsoft 予約パーティションを作成すると、ディスクが読み取れなくなる可能性があります。
この操作を成功させるには、ベーシック GPT ディスクを選択する必要があります。 select disk コマンドを使用して、ベーシック GPT ディスクを選択し、それにフォーカスを移動する必要があります。
構文
create partition msr [size=<n>] [offset=<n>] [noerr]
パラメーター
| パラメーター | 説明 |
|---|---|
size=<n> |
メガバイト (MB) 単位のパーティションのサイズ。 パーティションは、少なくとも <n> によって指定されたバイト数分の大きさになります。 サイズが指定されなかった場合は、現在の空き領域全体がパーティションに割り当てられます。 |
offset=<n> |
パーティションが作成されるオフセットをキロバイト (KB) 単位で指定します。 オフセットは、使用されるセクター サイズが完全に満たされるまで切り上げられます。 オフセットが指定されなかった場合は、パーティションを保持するのに十分な大きさの最初のディスク エクステントにパーティションが配置されます。 |
| noerr | スクリプト専用です。 エラーが発生しても、エラーが発生しなかったかのように DiskPart はコマンドの処理を続けます。 このパラメーターは、エラー発生すると、DiskPart はエラー コードを生成して終了します。 |
解説
Windows オペレーティング システムの起動に使用される GPT ディスクでは、拡張ファームウェア インターフェイス (EFI) システム パーティションがディスク上の最初のパーティションで、その後に Microsoft 予約パーティションが続きます。 Microsoft 予約パーティションが最初のパーティションの場合は、データ記憶域にのみ使用される GPT ディスクに、EFI システム パーティションはありません。
Windows は、Microsoft 予約パーティションをマウントしません。 このパーティションにはデータを保存できません。また、このパーティションは削除できません。
例
サイズが 1,000 MB の Microsoft 予約パーティションを作成するには、次のように入力します。
create partition msr size=1000