break (diskshadow)
VSS からシャドウ コピー ボリュームの関連付けを解除し、通常のボリュームとしてアクセス可能にします。 その後は、ドライブ文字 (割り当てられている場合) またはボリューム名を使用して、ボリュームにアクセスできます。 パラメーターを指定せずに使用された場合、break は、コマンド プロンプトでヘルプを表示します。
Note
このコマンドは、インポート後のハードウェア シャドウ コピーにのみ関連します。
シャドウ コピーなどの起源となる公開済みのボリュームは、既定で読み取り専用です。 ボリュームへのアクセスは、ボリュームのレコードがシャドウ コピーされていないハードウェア プロバイダーに対して直接行われます。
構文
break [writable] <setid>
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
writable | ボリュームに対する読み取り/書き込みアクセスを有効にします。 |
<setid> |
シャドウ コピー セットの ID を指定します。 load metadata コマンドによって環境変数として格納されたシャドウ コピー ID のエイリアスを SetID パラメーターで使用できます。 |
例
エイリアス名の Alias1 を使用したシャドウ コピーをオペレーティング システムで書き込み可能なボリュームとしてアクセス可能にするには、次のように入力します。
break writable %Alias1%