auditpol list
監査ポリシーのカテゴリとサブカテゴリを一覧表示します。または、ユーザーごとの監査ポリシーが定義されているユーザーの一覧を表示します。
"ユーザーごと" のポリシーに対して "リスト" 操作を実行するには、セキュリティ記述子でそのオブジェクトの "読み取り" アクセス許可を持っている必要があります。 また、監査とセキュリティ ログの管理 (SeSecurityPrivilege) ユーザー権限を持っている場合は、"リスト" 操作を実行することもできます。 ただし、この権限を使用すると、"リスト" 操作全体を実行するのに必要がない追加のアクセス権が許可されます。
構文
auditpol /list
[/user|/category|subcategory[:<categoryname>|<{guid}>|*]]
[/v] [/r]
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
/user | ユーザーごとの監査ポリシーが定義されているすべてのユーザーを取得します。 /v パラメーターと共に使用すると、ユーザーのセキュリティ識別子 (SID) も表示されます。 |
/category | システムによって認識されるカテゴリの名前を表示します。 /v パラメーターと共に使用すると、カテゴリのグローバル一意識別子 (GUID) も表示されます。 |
/subcategory | サブカテゴリの名前とそれに関連付けられている GUID を表示します。 |
/v | カテゴリまたはサブカテゴリと GUID を表示します。または、/user と共に使用すると、各ユーザーの SID が表示されます。 |
/r | 出力をコンマ区切り値 (CSV) 形式でレポートとして表示します。 |
$ | コマンド プロンプトにヘルプを表示します。 |
例
監査ポリシーが定義されているすべてのユーザーを一覧表示するには、次のように入力します。
auditpol /list /user
監査ポリシーが定義されているすべてのユーザーと、それに関連付けられている SID を一覧表示するには、次のように入力します。
auditpol /list /user /v
すべてのカテゴリとサブカテゴリをレポート形式で一覧表示するには、次のように入力します。
auditpol /list /subcategory:* /r
詳細な追跡カテゴリと DS アクセス カテゴリのサブカテゴリの一覧を表示するには、次のように入力します。
auditpol /list /subcategory:detailed Tracking,DS Access