auditpol backup
適用対象: Windows Server 2022、Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012
auditpol backup コマンドは、システム監査ポリシーの設定、すべてのユーザーのユーザーごとの監査ポリシーの設定、すべての監査オプションを、コンマ区切り値 (CSV) テキスト ファイルにバックアップします。
"ユーザーごと" のポリシーと "システム" ポリシーに対して "バックアップ" 操作を実行するには、セキュリティ記述子で設定されているそのオブジェクトに対する書き込みまたはフル コントロールのアクセス許可が必要です。 監査とセキュリティ ログの管理 (SeSecurityPrivilege) ユーザー権限を持っている場合は、"バックアップ" 操作を実行できます。 ただし、この権限では、"バックアップ" 操作全体を実行するために必要ではないアクセス権が許可されます。
構文
auditpol /backup /file:<filename>
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
/file | バックアップのファイル名を指定します。 |
/? | コマンド プロンプトにヘルプを表示します。 |
例
次の設定を CSV 形式のテキスト ファイルにバックアップできます。
- すべてのユーザーのユーザーごとの監査ポリシーの設定
- システム監査ポリシーの設定
- すべての監査オプション
これらの設定を auditpolicy.csv という名前のファイルにバックアップするには、次のコマンドを入力します。
auditpol /backup /file:C:\auditpolicy.csv
Note
ドライブを指定しない場合、現在のディレクトリが使われます。