Windows Server Essentials Log Collector の実行
サーバーまたはネットワーク上のコンピューターから Windows Server Essentials ログ コレクターを実行する方法について学習します。 サーバーから Log Collector を実行した場合、ログをサーバーからのみ収集できます。 ネットワーク コンピューターから Log Collector を実行した場合、そのコンピューターのログに加えて、サーバーから収集するログを選択できます。
Log Collector を実行するには、適切な管理者権限が必要です。 サーバーのログ ファイルを収集している場合は、サーバーの管理者である必要があります。ネットワーク コンピューターのログ ファイルを収集している場合、そのコンピューターのクライアント管理者である必要があります。
ウィザードを使用してサーバーで Log Collector を実行するには
サーバーの [ スタート ] ページで、[ Windows Server 2012 Essentials Log Collector] をクリックします。
注意
- Log Collector プログラムが [ スタート ] ページに表示されない場合、 %system%\Program Files (x86)\Windows Server 2012 Essentials Log Collectorを参照して、 LogCollectorをダブルクリックします。
- サーバーに管理者権限でログオンしていない場合は、ログ コントローラーでは資格情報の入力を求めるダイアログが表示されます。
- Log Collector プログラムが [ スタート ] ページに表示されない場合、 %system%\Program Files (x86)\Windows Server 2012 Essentials Log Collectorを参照して、 LogCollectorをダブルクリックします。
収集したログ ファイルの保存場所の入力を求めるダイアログが表示されたら、既定の場所 \\<ServerName>\logs を選択するか、別の場所を指定することができます。 既定の場所を承諾するには、[次へ] をクリックします。 場所を変更するには、[参照] をクリックし、ログ ファイルを保存するフォルダーに移動して、[保存] をクリックします。
注意
ログ ファイルのファイル名を指定する必要はありません。 Log Collector は、“コンピューター名” と ファイルの “タイム スタンプ” を連結させて、 ZIP ファイル コレクションに名前を付けます。
ログの収集中には進行状況バーが表示されます。
ログ コレクション ファイルの内容を表示するには、[ログが保存されている場所を開く] チェック ボックスをオンにし、[閉じる] をクリックしてウィザードを閉じ、ログ コレクション ファイルを開きます。
ウィザードを使用してネットワーク コンピューターで Log Collector を実行するには
%system%\Program Files (x86)\Windows Server 2012 Essentials Log Collectorを参照して、 LogCollector.exeファイルをダブルクリックします。
注意
ネットワーク コンピューターに管理者権限でログオンしていない場合、ダイアログが表示されたら、ユーザー名とパスワードを入力して、[次へ] をクリックします。
次のように収集するログを選択します。
[サーバー ログ ファイル] チェック ボックスをオンにして、サーバー上のログ ファイルを収集します。
既定では、[クライアント コンピューターのログ ファイル (このコンピューター)] チェック ボックスはオンになっています。これは、Log Collector が実行しているネットワーク コンピューターからログを収集することを示しています。 サーバー ログを収集するのみの場合は、[クライアント コンピューターのログ ファイル (このコンピューター)] チェック ボックスをオフにします。
[次へ] をクリックします。
ダイアログが表示されたら、サーバー管理者のユーザー名とパスワードを入力し、[次へ] をクリックします。
ログ ファイルを保存する場所を入力または参照して、[次へ] をクリックします。
注意
ログ ファイルのファイル名を指定する必要はありません。 Log Collector は、“コンピューター名” と ファイルの “タイム スタンプ” を連結させて、 ZIP ファイル コレクションに名前を付けます。
ログの収集中には進行状況バーが表示されます。
ログ コレクション ファイルの内容を表示するには、[ログが保存されている場所を開く] チェック ボックスをオンにし、[閉じる] をクリックしてウィザードを閉じ、ログ コレクション ファイルを開きます。
Log Collector を手動で実行する
Log Collector がインストールされると、ツールを実行するためにスケジュールされたタスクが作成されます。 ウィザードの開始で問題が発生した場合は、ウィザードを使用せずに、後で [スケジュールされたタスク マネージャー] から Log Collector を実行できます。
サーバーで Log Collector を手動で実行するには
サーバーに直接またはリモートでログオンします。
[タスク スケジューラ] を開きます。
[タスク スケジューラ ライブラリ] のルートで、[LogCollector] という名前のスケジュールされたタスクを参照します。
[LogCollector] を右クリックし、[実行] をクリックします。 Log Collector は、サーバー上の既定のフォルダー \\<ServerName>\Logs にログを配置します。 フォルダーの書き込みアクセス権がない場合、またはフォルダーが存在していない場合、ログは <temp> サブディレクトリに配置されます。
ネットワーク コンピューターで Log Collector を手動で実行するには
ネットワーク コンピューターに直接またはリモートでログオンします。
[タスク スケジューラ] を開きます。
[タスク スケジューラ ライブラリ] のルートで、[LogCollector] という名前のスケジュールされたタスクを参照します。
[LogCollector] を右クリックし、[実行] をクリックします。 Log Collector は、ネットワーク コンピューター上の <temp> フォルダーにログを配置します。