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演習 1 - 通信シナリオのために、デバイスのオーディオ遅延パフォーマンスを評価する

  • [アーティクル]

この演習では、次のオーディオ遅延テストのマトリックスを実行し、Windows でサポートされているさまざまな遅延モードについて遅延の統計を生成します。 テストを実行できるモードは次のとおりです。

  • 既定のモード – 既定のままのオーディオ遅延を生成します。

  • RAW モード – オーディオ処理オブジェクト (APO) を削除します。

  • 低周期 – Skype など、ほぼリアルタイムのシナリオ向けの新しい低遅延モード。

このテストでは、マイクによってキャプチャしたテスト サウンドをレンダリングします。

注 このステップ バイ ステップ ガイドは、Channel 9 のラボ ビデオとして表示することもできます。Channel 9 には、Microsoft 製品やサービスを構築する開発者向けのビデオが含まれています。https://channel9.msdn.com/Events/WinHEC/2015/OWDHOL301

手順 1: テストを実行するシステムを準備する

  1. Hardware Lab Kit (HLK) コントローラーをインストールします。

  2. [スタート] メニューを右クリックし、[コマンド プロンプト (管理者)] をクリックします。

  3. \\<コントローラー名>\Tests\<プロセッサ アーキテクチャ>\TE フォルダーに移動します。

  4. 次のテストとツールを Hardware Lab Kit (HLK) コントローラーからテスト コンピューターの C:\Performance\Media にコピーします。

    • \\<コントローラー名>\Tests\<プロセッサ アーキテクチャ>\nttest\multimediatest\wmmftest\glitchfreetaeftests.dll
    • \\<コントローラー名>\TaefBinaries\<プロセッサ アーキテクチャ>\*
    • \\<コントローラー名>\Tests\<プロセッサ アーキテクチャ>\Performance\WindowsXRay\tools\EtwPattern.dll
    • \\<コントローラー名>\Tests\<プロセッサ アーキテクチャ>\test\MediaEngineTest.exe
    • \\<コントローラー名>\Tests\<プロセッサ アーキテクチャ>\audio-test\bin\audiospew.exe
    • \\<コントローラー名>\Tests\<プロセッサ アーキテクチャ>\audio-test\bin\audiostreaming.dll
    • \\<コントローラー名>\Tests\<プロセッサ アーキテクチャ>\nttest\multimediatest\wmmftest\rws.exe
    • \\<コントローラー名>\Tests\<プロセッサ アーキテクチャ>\nttest\multimediatest\wmmftest\audio-fidelity-stress.xml
    • \\<コントローラー名>\Tests\<プロセッサ アーキテクチャ>\audio-test\bin\LatencyTest.dll

  5. スピーカーの音量レベルを 100% に設定します。

手順 2: 既定のモードでテストを実行する

  1. 次のコマンドを実行します。

    te.exe latencytest.dll /name:LatencyTest::Vanilla

  2. コマンド プロンプト ウィンドウに送信される Average (平均)、Max (最大)、Min (最小) の遅延値を確認します。

手順 3: RAW モードでテストを実行する

  1. 次のコマンドを実行します。

    te.exe latencytest.dll /name:LatencyTest::Raw

  2. コマンド プロンプト ウィンドウに送信される Average (平均)、Max (最大)、Min (最小) の遅延値を確認します。

手順 4: 低遅延モードでテストを実行する

  1. 次のコマンドを実行します。

    te.exe latencytest.dll /name:LatencyTest::LowPeriod

  2. コマンド プロンプト ウィンドウに送信される Average (平均)、Max (最大)、Min (最小) の遅延値を確認します。