Windows Mixed Reality HMD Exerciser Kit
Windows Mixed Reality ヘッド マウント ディスプレイ (MR HMD) Exerciser Kit は、MR HMD と PC の検証を自動化するハードウェアおよびソフトウェア パッケージです。 主な機能として、HDMI と USB の接続と取り外しのテスト、HMD ディスプレイとオーディオの監視、ユーザー プレゼンスのなりすましなどがあります。 このドキュメントでは、クラス最高の HMD を作成するための手順とガイドラインを提供します。
Windows Mixed Reality HMD Exerciser Kit の構成は次のとおりです。
- HMD Exerciser
- Arduino 互換メイン ボード
- カスタム ハードウェア - Arduino シールド、ケーブル、PCB
- ソフトウェア ツールとライブラリ
- このドキュメント
Windows Mixed Reality HMD Exerciser Kit は Microsoft USB Test Tool (MUTT) Connection Exerciser を拡張するものです。そのため、ドキュメントとツールでは Connection Exerciser や ConnEx について触れられる場合があります。
Windows Mixed Reality HMD Exerciser Kit は、MCCI から購入できます。
HMD Exerciser の概要
HMD Exerciser は、Arduino 互換のベースと、Shields と呼ばれる 3 つのスタック型アドオン ボードで構成されています。 これらを総称して HMD Exerciser メイン ボードと呼びます。 また、HMD 内に組み込むように設計された別のボードもあります。 このボードを HMD Tester と呼びます。
HMD Exerciser メイン ボードと HMD Tester を、HMD とテスト対象システムにどのように接続するかを示す簡略図を次に示します。
HMD Exerciser Kit ハードウェアを使うと、次の機能をすぐに利用できるようになります。
- USB の接続、切断、多重化
- HDMI の接続、切断、多重化
- 2 台のディスプレイ パネルの明るさと色の監視
- オーディオ レベルの監視
- ユーザー プレゼンスのなりすまし
- HMD USB の電流と電圧の監視
- 2 軸サーボの制御
また、このプラットフォームは拡張可能なので、HMD Exerciser メイン ボード上に追加シールドをスタックすることで、新たな機能を実現できます。