ジョブをパッケージ化し、別のコンピューターで実行する
別のコンピューターで実行するジョブを作成する場合は、そのコンピューターに Windows 評価ツールキットをインストールする必要はありません。 Windows Assessment Console を使用して、ジョブをパッケージ化し、別のコンピューターで実行するために必要なすべてのファイルとツールを含めることができます。
重要 パッケージ化されたジョブはネットワーク共有から実行できますが、最良の結果を得るには、実行時エラーや、ネットワークによって発生するパフォーマンスの問題を削減するため、ローカル コンピューターからジョブを実行してください。
別のコンピューターで実行するジョブをパッケージ化するには
Windows Assessment Console を見つけて開始するには、[スタート] をクリックして、「assessment console」と入力し、[Windows Assessment ConsoleW] をクリックします。
Windows Assessment Console で、[ホーム] ページからジョブを選択し、1 つの評価を選択するか、新しいジョブを作成するか、既存のジョブを開きます。
ジョブを開いた後、必要に応じてジョブ設定と評価パラメーターを調整します。
[パッケージ] をクリックします。
[別のコンピューター上で実行するジョブをパッケージ化する] ダイアログ ボックスに、開いて表示する結果を選択するときにこのジョブを識別するのに役立つメモを入力します。
[パッケージのパス] ボックスに、ジョブ パッケージを保存する場所を入力します。 この場所は、ローカル コンピューター、または USB フラッシュ ドライブなどのリムーバブル メディア上にあります。
[結果のパス] ボックスに、結果を保存する場所を入力します。 既定では、ジョブが実行しているのと同じ場所にある.\Results フォルダーへの相対パスになっています。
OK をクリックします。
ジョブがパッケージ化されると、ジョブの格納先が開きます。 フォルダー内の RunJob.cmd ファイルを使用すれば、フォルダーを別のコンピューターに移動し、Windows Assessment Toolkit をインストールせずにジョブを実行できます。
別のコンピューターでパッケージ化されたジョブを実行するには
パッケージ化されたジョブを含むフォルダーを、ジョブを実行するコンピューターに移動します。
フォルダーを開いて、RunJob.cmd ファイルをダブルクリックします。
[ユーザー アカウント制御] で [はい] をクリックします。
[Assessment Launcher] ウィンドウで、実行メモを追加します。
[結果のパス] ボックスに、ジョブのパッケージ化時に指定された場所を変更する場合は、新しい場所を入力します。
[このコンピューターでジョブを実行する] をクリックします。
[Microsoft Assessment Launcher] ウィンドウが表示されたら、ジョブをキャンセルするか、[詳細] をクリックしてジョブの進行状況を監視します。
メモ 一部の評価については、[Assessment Launcher] ウィンドウが短く表示されますが、ジョブ監視用に持続することはありません。
ジョブを開始する前に、ジョブはコンピューターの構成をチェックして、ワークロードが正常に実行できることを確認します。 このジョブでは、コンピューターの構成と評価の必要性に基づいて、エラー メッセージ、警告、情報メッセージが生成されます。
ジョブが完了すると、結果が Windows Assessment Console に表示され、指定した \Results フォルダーに保存されます。
別のコンピューターでジョブを実行した後、Windows Assessment Console がインストールされているコンピューターの結果ライブラリに結果をインポートし、複数のコンピューター間で結果を比較できます。