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工場での監査モードの実行

ビルド ツー オーダーのシナリオでは、OEM がデバイスを監査モードで起動し、顧客固有のアプリ、言語、ドライバーをインストールしたり、追加の構成を行ったりすることができます。

イメージの適用後、デバイスを監査モードで起動してください。

監査モードを使用してデバイスをカスタマイズする

顧客から要求されたソフトウェアや PC に固有のドライバー、追加の項目は、監査モードでインストールできます。 監査モードで最新の Windows 更新プログラムをインストールすることもできます。 以降のトピックでは、ドライバー、言語パック、Windows 更新プログラムをインストールする方法について詳しく説明します。

工場のフロアでインストールする項目が増えると、PC のアセンブル、インストール、梱包にかかる時間が増えることに注意してください。

Note

Windows 10 S でスクリプト、インストーラー、診断ツールを監査モードで実行するには、Windows 10 S の製造モードを有効にする必要がある場合があります。製造モードを有効にする方法について詳しくは、製造モードに関するページを参照してください。

監査モードを終了する

監査モードでのインストールが完了したら、エンドユーザーが確実に out-of-box experience を経てライセンス条項に同意できるよう、sysprep /oobe を実行する必要があります。 その Windows インストールは、ユーザーが PC を出荷時の状態に戻しやすいよう回復パーティションにキャプチャする必要があります。 これを工場で行うことにより、顧客が行ったビルド ツー オーダー カスタマイズを確実に回復イメージに反映することができます。

Windows インストールをキャプチャして回復パーティションに適用するためには、再度 PC を Windows PE で起動する必要があります。

回復イメージの作成方法については、次のトピックで説明しています。

回復イメージのキャプチャ後、PC をシャットダウンし、梱包して出荷することができます。

出荷単位の量に応じて 1 台または複数台の PC をラインから抽出し、構築したシステムが必要な品質を満たしていることを確認してください。