要求オブジェクトのコンテキストの使用
フレームワークによって作成された場合でも、ドライバーによって作成された場合でも、すべてのフレームワーク要求オブジェクトには、ドライバー定義のコンテキスト領域を含めることができます。 フレームワーク ベースのドライバーがフレームワーク デバイス オブジェクトを初期化するとき、ドライバーは WdfDeviceInitSetRequestAttributes を呼び出して、デバイスの要求オブジェクトのコンテキスト領域を記述する WDF_OBJECT_ATTRIBUTES 構造体を指定できます。
フレームワークは、次のように要求オブジェクトにコンテキスト領域を割り当てます。
フレームワークは、ドライバーの要求オブジェクトを作成するときに、WdfDeviceInitSetRequestAttributes を呼び出したときにドライバーが指定したサイズのコンテキスト領域を割り当てます。
ドライバーが WdfRequestCreate を呼び出して追加の要求オブジェクトを作成する場合は、WDF_OBJECT_ATTRIBUTES構造体を指定してコンテキスト サイズを指定できます。
フレームワーク オブジェクトのコンテキスト領域の割り当てとアクセスの詳細については、Framework Object Context Space をご参照ください。