フレームワークでのステート マシン
各デバイスの状態を追跡するために、フレームワークは PnP ステート マシン、電源ステート マシン、および電源ポリシー ステート マシンを使用します。 フレームワークは、システムに接続されているデバイスごとに、各ステート マシンのインスタンスを作成します。
Note
この機能は、Microsoft 内部での使用のみを目的としています。
この情報を知る必要があるドライバーの場合、フレームワークには 2 つのインターフェイス セットが用意されています。
ドライバーが提供するイベント コールバック関数のセット。
ドライバーは、いずれかのステート マシンが特定の状態に入ったり終了したりするたびに、フレームワークが次のいずれかのコールバック関数を呼び出すよう要求できます。
- EvtDevicePnpStateChange。ドライバーは WdfDeviceInitRegisterPnpStateChangeCallback を呼び出して登録します。
- EvtDevicePowerStateChange。ドライバーは WdfDeviceInitRegisterPowerStateChangeCallback を呼び出して登録します。
- EvtDevicePowerPolicyStateChange。ドライバーは WdfDeviceInitRegisterPowerPolicyStateChangeCallback を呼び出して登録します。
ステート マシンの現在の状態を返す一連のメソッド。
ドライバーは、次のいずれかのメソッドを呼び出して、特定のデバイスのステート マシンの現在の状態を判断できます。