WinUSB の概要 (開発者向け)
重要
このトピックはプログラマー向けです。 USB に関する問題が発生している場合は、「Windows での USB-C の問題を修正する」を参照してください
WinUSB は、Windows に含まれている USB デバイス用の汎用ドライバーです。
WinUSB には以下が含まれます。
- カーネルモード ドライバー (Winusb.sys)
- winusb.h で説明されている WinUSB 関数を提供するユーザーモード ダイナミック リンク ライブラリ (Winusb.dll)。 これらの関数を使用して、ユーザーモード ソフトウェアで USB デバイスを管理できます。
既定では、Winusb.sys はデバイスのカーネル モード スタックに上位フィルター ドライバーとしてインストールされます。 アプリはデバイスの UMDF ファンクション ドライバーと通信して、読み取り、書き込み、またはデバイス I/O 制御要求を発行します。 この構成では、Winusb.sys はデバイス スタックのプラグ アンド プレイおよび電源管理者として機能します。
Winusb.sys を USB デバイスのファンクション ドライバーとしてインストールすることもできます。
このセクションには、次の情報が含まれています。
- デバイスに適したドライバーを選択する
- WinUSB を使用した USB デバイスとの通信
- USB デバイス用のファンクション ドライバーとしての Winusb.sys のインストール
アプリケーションと USB デバイスがどのように通信するかを示す詳細なコード例もあります。
Note
Windows 7 では、x86 ベース、x64 ベース、および Itanium ベースのシステムで WinUSB がサポートされています。 より最近のバージョンの Windows では、x86 ベースおよび x64 ベースのシステムで WinUSB がサポートされています。
WinUSB では、Windows 8 以降のアイソクロナス転送がサポートされています。