KSPROPERTY_ALLOCATOR_CONTROL_SURFACE_SIZE
KSPROPERTY_ALLOCATOR_CONTROL_SURFACE_SIZE プロパティは、DirectDraw サーフェス アロケーター (オーバーレイ ミキサーなど) を提供するクライアント フィルターに対して、キャプチャ操作が進行中であり、オーバーレイの現在のサイズに関係なく、Microsoft DirectDraw サーフェスを固定サイズで割り当てる必要があることを通知します。 このプロパティは省略可能です。
使用状況概要表
取得 | 設定 | 対象 | プロパティ記述子の種類 | プロパティ値の種類 |
---|---|---|---|---|
はい | いいえ | ピン | KSPROPERTY_ALLOCATOR_CONTROL_SURFACE_SIZE_S | ULONG のペア |
プロパティ値 (操作データ) は、オーバーレイ サーフェスの幅と高さを指定する ULONG のペアです。
備考
このプロパティをサポートするミニドライバーは、必要なオーバーレイ サーフェイスの幅と高さを記述する KSPROPERTY_ALLOCATOR_CONTROL_SURFACE_SIZE_S 構造体を返します。 オーバーレイ ミキサーは、このサイズのオーバーレイ サーフェスを割り当てます。 これがピン接続中に MediaType で指定されたサイズでない場合、ビデオはビデオ ポートでこのサイズにスケーリングされます。 VGA チップのスケーリング機能に関係なく、ビデオ ポートで他のスケーリングは行われません。
オーバーレイ ミキサーは、ミキサーがプライマリ入力ピンのビデオ ポートを介してこのプロパティのアップストリーム フィルターに接続されている場合、常にこの新しいプロパティに対してクエリを実行します。 このフィルターでこのプロパティが実装されていない場合、オーバーレイ ミキサーは、データをキャプチャしていないと見なし、ビデオを正しく表示し続けるために必要に応じてビデオ ポートでビデオをスケーリングします。
要件
ヘッダー: ksmedia.h (Ksmedia.h を含む)