チューナー規格の検出

このセクションは、Microsoft Windows Vista 以降のオペレーティング システムにのみ適用されます。

テレビ アプリケーションでは、電子プログラム ガイド (EPG) 情報またはチャネル テーブルからテレビ信号の実際の形式を取得することが困難な場合があります。 ビデオ キャプチャ ミニドライバーは、テレビ アプリケーションがテレビ信号の形式をより正確に検出できるように、KSPROPERTY_TUNER_STANDARD_MODEプロパティをサポートする必要があります。 KSPROPERTY_TUNER_STANDARD_MODE は、ミニドライバーがテレビ信号自体からチューナ規格を識別できるかどうかをアプリケーションに示します。 ミニドライバーが規格の検出をサポートしている場合、KSPROPERTY_TUNER_STANDARD_MODE プロパティは、信号から自動的にチューナ規格を検出するようにチューニング デバイスを設定できます。 自動検出モードが設定されると、チューニング デバイス自体は、KSPROPERTY_TUNER_STANDARD プロパティへのすべでの要求を処理できます。

KSPROPERTY_TUNER_STANDARD_MODE プロパティをサポートするビデオ キャプチャ ミニドライバーは、チューニング デバイスがサポートするすべてのアナログ規格を自動的に検出できる必要があります。 しかし、デジタル規格は現在オプションです。

アナログ信号の場合、オーディオ規格 (PAL_B/PAL_G - NICAM/BTSC) の検出が最も困難です。 ただし、適切なロジックがミニドライバーに埋め込まれている場合、ミニドライバーはこれらのオーディオ規格も自動的に検出できます。