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レガシー プロファイル - KSCAMERAPROFILE_Legacy (Camera Profile V2)

Camera Profile 1507 では、KS API または INF を介してカメラ ドライバーがレガシー カメラ プロファイル (プロファイルを使用しなかったレガシー アプリケーション用に設計されたプロファイル) を公開するための正式な方法はありませんでした。 代わりに、レガシー クライアントがカメラを初期化するときに、カメラ ドライバーまたは MFT0 で使用可能なメディア タイプをフィルター処理することで、実行時にのみ行われました。

これには、次の 2 つ主な欠点があります。

  1. カメラを初期化する必要があり、カメラ ドライバーが読み込まれます。また、MFT0 の場合は、完全なキャプチャー パイプラインが作成されます。

  2. 初期化時にのみ行われていました。そのため、ドライバー スタックが 2 つの状態 (レガシー モードと非レガシー モード) を処理するということで常に複雑さが増していました。 また、レガシー操作の場合では、非メモリー メディア タイプを動的にフィルター処理するオーバーヘッドも生まれていました。

これに対処するには、Camera Profile V2 で KSCAMERAPROFILE_Legacy を定義する必要があります。 KSCAMERAPROFILE_Legacy の定義スキーマは、ある 1 つの例外を除き、他のカメラ プロファイルと同じです。その例外とは、Camera Profile ID の [インデックス] フィールドは常に 0 に設定する必要があることです。

Camera Profile V2 をサポートするカメラの場合は、KSCAMERAPROFILE_Legacy を発行する必要があります。

レガシー Interop

レガシー プロファイル スキーマ (Camera Profile 1507) に対して定義された Camera Profiles は、パイプラインによって Camera Profile V2 スキーマに変換されます。

Camera Profile 1507 は解像度とフレーム レートのみを含むメディア情報に制限されていました。そのため、Camera Profile 1507 はすべて SUT==; タグで変換されます (たとえば、すべてのサブタイプを無視)。

さらに、Camera Profile 1507 には、Video HDR または Variable Photo Sequence のサポートを定義できる特定のメディア情報エントリがありました。 この情報は、Camera Profile V2 では使用できなくなりました。 代わりに、Camera Profile V2 では、コントロールを明示的に有効にするのではなく、特定のプロファイルに基づいてコントロールが無効になります。

Video HDR または Variable Photo Sequence に使用できるメディア タイプの特定のサブセットを宣伝するために、IHV/OEM は、VideoHDR8 プロファイルまたは VariablePhotoSequence プロファイルをそれらのメディア タイプのセットとともにに公開できます。

カメラプロフィールV2開発者仕様