MSiSCSI_RADIUSConfig WMI クラス
MSiSCSI_RADIUSConfig WMI クラスは、イニシエーターがリモート認証ダイヤルイン ユーザー サービス (RADIUS) を使用するかどうかを示し、イニシエーターがサービスを使用するために必要な情報を提供します。
イニシエーターは RADIUS サーバーを使用して、チャレンジ ハンドシェイク認証プロトコル (CHAP) のチャレンジ ハンドシェイク中に認証を実行します。
ミニポート ドライバーは、管理する HBA が CHAP 認証に RADIUS を使用してサポートする場合は、MSiSCSI_RADIUSConfig クラスを実装する必要があります。
可能な限り RADIUS を使用する必要があります。これは、CHAP 資格情報を一元的に管理できるためです。
MSiSCSI_RADIUSConfig WMI クラスはストレージ ミニポート ドライバーの特定のインスタンスに関連付けられているため、ミニポート ドライバーは、ミニポート ドライバーが管理する特定の物理デバイス オブジェクト (PDO) の名前を使用してクラスを登録する必要があります。
MSiSCSI_RADIUSConfig クラスは Config.mof で定義されています。
class MSiSCSI_RADIUSConfig {
[key] string InstanceName;
boolean Active;
[WmiDataId(1), read, write, description("HBA should use
RADIUS for CHAP authentication") : amended]
boolean UseRADIUSForCHAP;
[WmiDataId(2), read, write, description("Size in bytes of
shared secret for RADIUS servers") : amended]
uint32 SharedSecretSizeInBytes;
[WmiDataId(3), read, write, description("Fixed Addresses
of RADIUS server") : amended]
ISCSI_IP_Address RADIUSServer;
[WmiDataId(4), read, write, description("Fixed Addresses
of backup RADIUS server") : amended]
ISCSI_IP_Address BackupRADIUSServer;
[WmiDataId(5), read, write,
WmiSizeIs("SharedSecretSizeInBytes"),
description("Shared secret for RADIUS servers") :
amended]
uint8 SharedSecret[];
};
WMI ツール スイートが前述のクラス定義をコンパイルすると、MSiSCSI_RADIUSConfig データ構造体が生成されます。