記憶域周辺機器への PnP 要求の処理
記憶域クラス ドライバーの DispatchPnP ルーチンは、PnP 要求に応答して次の処理を行います。
開始要求に応答してデバイスを起動する (IRP_MJ_PNP with IRP_MN_START_DEVICE)。 「記憶域クラス ドライバーでのPnP開始の処理」を参照してください。
削除要求に応答してデバイスを削除する (IRP_MJ_PNP with IRP_MN_REMOVE_DEVICE)。 「記憶域クラス ドライバーのRemoveDeviceルーチン」を参照してください。
デバイスにシステム ページング ファイルを含めることができる場合、メインページング通知要求 (IRP_MN_DEVICE_USAGE_NOTIFICATION を使用してIRP_MJ_PNP) に応答して、デバイス拡張機能にページング パス通知の数を含め、次の下位ドライバーに要求を転送します。
クエリ削除要求とクエリ停止要求を処理し、デバイスにシステム ページング ファイルまたは休止状態ファイルが含まれている場合は、そのような要求が失敗します。 このようなデバイスを削除するとクラッシュ ダンプが無効になるため、ドライバーのデバイスがクラッシュ ダンプを要求した場合、ドライバーはクエリ削除要求に失敗する可能性もあります。
記憶域クラス ドライバーは、PnP クエリ、キャンセル、および停止要求 (失敗したクエリ要求を除く) を次の下位ドライバーに転送します。