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Value (WSD)

WSD Value構成要素を使用すると、Web サービス インターフェイスの特定のスキーマ要素からデータを取得するクエリを使用して、bidi 通信スキーマを拡張できます。

属性 説明
drvPrinterEvent (オプション)ポートモニターがドライバに通知を送信するかどうかを示すブール値。 TRUE 値は、ポート モニターがドライバーに通知を送信することを示します。 FALSE は、ポート モニターがドライバーに通知を送信しないことを示します。
フィルター WSD モニターがクエリで指定された XML ドキュメントに適用する XPath クエリ。 このトピックの下記のディスカッションを参照してください。
name スキーマ値の名前。
クエリ WSD モニターが実行するクエリの種類。
type Value構成要素のデータのタイプ、BIDI_TYPE リストの値。
xmllang (省略可能)TRUE の場合、関連付けられたValue構成要素をローカライズ可能な文字列値として扱う必要があることを意味するブール値。 つまり、上記で定義した XPath クエリは、xml:lang 属性によって区別されたノードの一覧を返す必要があります。 その後、WSD モニターは、ロケールに最もマッチする値のリストを検索します。 既定値は FALSE です。

XPath 言語は Windows で実装され、XML ファイル内の要素を指定する便利な方法を提供します。 詳細については、 XPath リファレンスを参照してください。

xmllang 属性は、Value構成要素の type 属性が "BIDI_STRING" または "BIDI_TEXT" である場合にのみ使用されます。

Value 構成要素は WsdBidi.xsd で定義されています。

次のコード例では、WSD モニターによって RAM メモリのサイズが整数値として決定されます。

<Schema xmlns:nprt='https://schemas.microsoft.com/windows/2005/05/wdp/print'>
  <Property name='Printer'>
    <Property name='DeviceInfo'>
      <Value name='PrinterString'
 query='nprt:PrinterDescription'
 filter='nprt:PrinterDescription/nprt:PrinterName'
 type='BIDI_STRING'
 xmllang='true'/>
    </Property>
    <Property name='Configuration'>
      <Property name='Memory'>
        <Value name='Size'
          query='wprt:PrinterConfiguration'
          filter='wprt:PrinterConfiguration/wprt:Storage/wprt:StorageEntry[wprt:Type="RAM"]/wprt:Size'
          type='BIDI_INT'/>
      </Property>
    </Property>
   </Property>
</Schema>

上記の例では、次のようなクエリになります。

\Printer.DeviceInfo:PrinterString
\Printer.Configuration.Memory:Size