TrueGray 機能
重要
Windows でプリンターとの通信手段として推奨されるのは、最新の印刷プラットフォームです。 プリンターデバイス開発におけるWindows 10および11での印刷体験をカスタマイズするために、MicrosoftのIPPインボックスクラスドライバーとPrint Support Apps (PSA)の使用を推奨します。
詳細については、最新の印刷プラットフォームに関する記事および「印刷サポート アプリの設計ガイド」を参照してください 。
TrueGray 機能は、文字およびベクター画像では RGB 色をチェックしますが、ビットマップには含まれません。 灰色 (赤、緑、青の値が等しい色) の場合、TrueGray 機能は、色を印刷する前に RGB 色空間からカラー プリンターの灰色の色空間に変換します。 この機能は、モノクロ プリンターでは使用できません。
PScript ミニドライバーの開発者は、プライベート PPD キーワード *ADTrueGray を使用して、TrueGray 機能を有効または無効にすることができます。
キーワードと値 | 意味 |
---|---|
ADTrueGray: True | このプリンターでは、TrueGray 機能が既定で有効になっています。 |
ADTrueGray: False | このプリンターでは、TrueGray 機能が既定で無効になっています。 |
ユーザーインターフェースが TrueGray 機能が有効であることを示している場合、ドライバーは R = G = Bである RGB 色を検出し、次の条件のいずれかが満たされている場合があります:
ICM 処理がオフの場合
ICM 処理がホストで実行され、宛先カラー プロファイルが RGB データで、変換後の色が R' = G' = B' の場合 (つまり、元の色とは異なる) 場合
ICM 処理が通常 CIE ベースの色空間を使用して行われ、元の色が R = G = B である場合
CMYK 色の場合、灰色を検出する試みは行われません。 これは、ICM 色処理がホストで実行される場合に通常使用される色空間です。