プリンター インターフェイス DLL の概要
重要
最新の印刷プラットフォームは、Windows がプリンターと通信するための推奨手段です。 プリンターデバイス開発におけるWindows 10および11での印刷体験をカスタマイズするために、MicrosoftのIPPインボックスクラスドライバーとPrint Support Apps (PSA)の使用を推奨します。
詳細については、 最新の印刷プラットフォーム および 印刷サポート アプリ設計ガイドを参照してください。
プリンターは通常、印刷されるドキュメントごとに変更できる多数の変更可能な構成オプションをユーザーに提供します。 用紙、トレイ、フォントの選択などのオプションに加えて、画像の解像度、サイズ、色など、アプリケーションから呼び出すことができるユーザー インターフェイスを介してアクセスできる必要があります。
ユーザー モードで実行されるプリンター ドライバーの プリンター インターフェイス DLL は、ユーザー インターフェイスをプリンターの構成オプションにエクスポートする役割を担います。 このインターフェイスを提供するには、 プリンターの プロパティ シート ページを作成する必要があります。 アプリケーション (印刷フォルダーなど) は、印刷スプーラーによってエクスポートされた Win32 関数を呼び出してインターフェイスを表示し、スプーラーは プリンター インターフェイス DLL で定義された関数を呼び出します。
構成オプションへのユーザー インターフェイスの提供は、プリンター インターフェイス DLL の唯一の責任ではありません。 DLL は、ドライバーのインストールやアップグレード、プリンターの追加や接続など、印刷関連のシステム イベントをドライバーに通知するためにスプーラーが呼び出すことができる関数もエクスポートします。