GDI で指定されるハーフトーン
重要
Windows でプリンターとの通信手段として推奨されるのは、最新の印刷プラットフォームです。 プリンターデバイス開発におけるWindows 10および11での印刷体験をカスタマイズするために、MicrosoftのIPPインボックスクラスドライバーとPrint Support Apps (PSA)の使用を推奨します。
詳細については、最新の印刷プラットフォームに関する記事および「印刷サポート アプリの設計ガイド」を参照してください 。
指定された色形式が、イメージ (*DrvBPP) のレンダリングに使用されるピクセルあたりのビット数が、プリンター (*DevBPP に *DevNumOfPlanes を乗算したピクセルあたりのビット数) と同じである場合、ハーフトニング処理は GDI によって処理されます。 たとえば、*DrvBPP 値は 4 で、*DevBPP は 1、*DevNumOfPlanes は 4 です。
このような状況では、GDI が提供する唯一のハーフトニング メソッドを使用できます。 これらのハーフトニング メソッドは、標準のハーフトニング オプション名によって GPD ファイルで表されます。この名前は、[標準オプション] の下に表示されます。 プリンターに対して Unidrv で許可する GDI でサポートされるハーフトニング メソッドを指定するには、ハーフトーン機能の *Option エントリでその名前を指定します。 (ハーフトーン機能は、標準のプリンター機能の 1 つです。
GPD ファイルで複数のハーフトニング メソッドとカラー モードを指定し、どのハーフトニング メソッドをどのカラー モードで選択できるかを制限する場合は、オプション制約を使用します。
GPD ファイルでハーフトニング オプションが指定されていない場合、Unidrv は標準のHT_PATSIZE_AUTO オプションを使用します。 HT_PATSIZE_AUTO オプションを使用すると、Unidrv は、選択した解像度とカラー モードに最適な標準のハーフトニング方法を使用します。 これにより、ユーザーは、特定の組み合わせに最適なハーフ トーニングオプションを知らなくても、解像度とカラー モードのさまざまな組み合わせを切り替えることができます。
GDI 提供のハーフトーン機能を使用する場合は、ミニドライバーが提供するハーフトーン パターンを提供できます。
色書式の詳細については、「色形式の処理」を参照してください。