双方向通信スキーマ クエリを作成する
bidi 通信スキーマ クエリを作成するときは、次の 3 点にご注意ください。
クエリは
Printer
プロパティで始まる必要があります。このプロパティの前にバックスラッシュ文字 (\
) を付ける必要があります。クエリ内のすべてのプロパティは、ピリオド (
.
) で区切る必要があります。クエリに値が含まれている場合、値は親プロパティからコロン (
:
) で区切る必要があります。
要求と応答の例
次に示す XML クエリと応答形式の例は、bidi 通信インターフェイス、特に IBidiSpl2 COM インターフェイスで必要です。 最初の例は、2 つのスキーマを含む要求です。 最初のスキーマは、二重ユニットがインストールされているかどうかを判断します。 2 番目のスキーマは、ハード ディスクに関連付けられている値を判断します。
<bidi:Get xmlns:bidi="https://schemas.microsoft.com/windows/2005/03/printing/bidi">
<Query schema="\Printer.Configuration.DuplexUnit:Installed"/>
<Query schema="\Printer.Configuration.HardDisk"/>
</bidi:Get>
次の例は、最初の例のスキーマからの一般的な応答のセットです。 最初の応答は、二重ユニットがインストールされていることを示します。 残りの応答は、ハード ディスクがインストールされており、その容量が 20 MB であり、そのうち 10 MB 未使用であることを示します。
<bidi:Get xmlns:bidi="https://schemas.microsoft.com/windows/2005/03/printing/bidi">
<Query schema="\Printer.Configuration.DuplexUnit:Installed">
<Schema name="\Printer.Configuration.DuplexUnit:Installed">
<BIDI_BOOL>true</BIDI_BOOL>
</Schema>
</Query>
<Query schema="\Printer.Configuration.HardDisk">
<Schema name="\Printer.Configuration.HardDisk:Installed">
<BIDI_BOOL>true</BIDI_BOOL>
</Schema>
<Schema name="\Printer.Configuration.HardDisk:Capacity">
<BIDI_INT>20</BIDI_INT>
</Schema>
<Schema name="\Printer.Configuration.HardDisk:FreeSpace">
<BIDI_INT>10</BIDI_INT>
</Schema>
</Query>
</bidi:Get>
追加のクエリの例
一般的なタスクと関連するクエリの一覧を次に示します。
\Printer.Configuration.DuplexUnit:Installed
\Printer.Layout.InputBins
\Printer.Layout.InputBins.Tray1
Tray1 入力ビンがインストールされているかどうかを確認します。
\Printer.Layout.InputBins.Tray1:Installed
[名前] Blk3E で識別される黒色トナーのレベルを確認します。
\Printer.Consumables.Blk3E:Level
\Printer.Consumables.FuserOil:Level