PCMCIA デバイスの属性メモリにアクセスするための要件
このセクションでは、PCMCIA デバイスの属性メモリに対する、次の種類のアクセス権の要件について説明します。
デバイス情報のクエリ
ドライバーは、通常、以下のデバイス情報を照会します。
デバイスの ID
デバイス パラメーター (デバイスの構成のためにドライバーが使用する容量や速度など)
MAC アドレスなどの静的データ
情報クエリは、通常、読み取り専用であり、比較的頻繁に実行されます。
デバイスの構成
一部のドライバーは属性メモリ内の構成レジスタに対する書き込みアクセス権限が必要です。
ドライバーは、通常、デバイスを構成する頻度が高くありません。
注: PCMCIA バス ドライバーは、標準の PCMCIA 構成レジスタを属性メモリで管理します。 ドライバーはこれらのレジスタに書き込む必要があります。 その場合は、予期しないシステム動作が発生する可能性があります。 システム セットアップとプラグ アンド プレイ マネージャーは、INF ファイル ディレクティブ (INF LogConfig ディレクティブなど) をサポートします - このディレクティブは、これらのレジスタを構成するために使用する必要があります。
デバイスの操作
一部の PCMCIA デバイスでは、属性メモリ内にあるコントロール レジスタが使用されます。 ドライバーは通常、ISR 内のこれらのレジスタに直接アクセスする必要があります。 この種類のアクセスは、比較的、頻度が高く、高速の直接メモリ アクセスが必要です。