WSK_TDI_DEVICENAME_MAPPING
WSK アプリケーションは、WSK_TDI_DEVICENAME_MAPPING クライアント制御操作を使用して、アドレス ファミリー、ソケットの種類、およびプロトコルの組み合わせを TDI トランスポートのデバイス名にマップします。 WSK アプリケーションは、TDI トランスポートのサポートが必要な場合にのみ、このクライアント制御操作を使用します。 WSK アプリケーションがソケットを作成すると、WSK サブシステムは、WSK アプリケーションによって指定されたアドレス ファミリー、ソケットの種類、およびプロトコルの組み合わせに対するネイティブ サポートがない場合にのみ、マッピングの一覧を参照します。
WSK アプリケーションが WSK_TDI_DEVICENAME_MAPPING クライアント制御操作を使用して、アドレス ファミリー、ソケットの種類、およびプロトコルの組み合わせを TDI トランスポートのデバイス名にマップする場合は、ソケットを作成する前にその操作を行う必要があります。
アドレス ファミリー、ソケットの種類、およびプロトコルの組み合わせを TDI トランスポートのデバイス名にマップするために、WSK アプリケーションは以下のパラメーターを使用して WskControlClient 関数を呼び出します。
パラメーター | 値 |
---|---|
ControlCode |
WSK_TDI_DEVICENAME_MAPPING |
InputSize |
sizeof(WSK_TDI_MAP_INFO) |
InputBuffer |
アドレス ファミリー、ソケットの種類、およびプロトコルの組み合わせと TDI デバイス名のマッピングの一覧を含む WSK_TDI_MAP_INFO 構造体へのポインター。 |
OutputSize |
0 |
OutputBuffer |
NULL |
OutputSizeReturned |
NULL |
Irp |
NULL |
TDI トランスポートの使用の詳細については、「TDI トランスポートの使用」を参照してください。
Irp パラメーターは、このクライアント制御操作では NULL である必要があります。
注 TDI は、Windows Vista より後のバージョンの Microsoft Windows ではサポートされません。 代わりに、Windows フィルタリング プラットフォームか Winsock カーネルを使用してください。
要件
バージョン |
Windows Vista 以降のバージョンの Windows オペレーティング システムで使用できます。 |
ヘッダー |
Wsk.h (Wsk.h のインクルード) |