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ネットワーク プロファイル拡張機能の検証

  • [アーティクル]

 

オペレーティング システムは、IHV ハンドラー関数を呼び出して、IHV で定義された接続とセキュリティ設定を次の条件下で 検証します。

  • ユーザーは、IHV で定義された接続やセキュリティ プロファイル拡張機能の設定を含む新しいネットワーク プロファイルを作成します。 この状況では、オペレーティング システムは Dot11ExtIhvValidateProfile IHV ハンドラー関数を呼び出して、ユーザー設定を検証します。

  • WLAN アダプターはスキャン操作を完了し、その結果をオペレーティング システムに返します。 オペレーティング システムは Dot11ExtIhvPerformCapabilityMatch IHV ハンドラー関数を呼び出して、検出された基本サービス セット (BSS) ネットワークがネットワーク プロファイルから取得した IHV 定義の接続とセキュリティ設定と一致するかどうかを判断します。

    オペレーティング システムは、BSS ネットワークから取得した 802.11 ビーコンおよびプローブ応答フレームのリストを pConnectableBssid パラメーター (Dot1ExtIhvPerformCapabilityMatch 関数のパラメーター) に渡します。 また、オペレーティング システムは、接続とセキュリティ プロファイル拡張機能をそれぞれ pIhvConnProfile と pIhvSecProfile のパラメーターに渡します。

    802.11 ビーコンフレームとプローブ応答フレームのリスト内のすべてのエントリが、プロファイル フラグメントで定義されている接続属性とセキュリティ属性をアドバタイズする場合、 Dot11ExtIhvPerformCapabilityMatch 関数は ERROR_SUCCESS を返します。

  • オペレーティング システムは、Dot11ExtIhvPerformPreAssociate 関数を呼び出して、関連付け前の操作を開始します。 このような場合、IHV 拡張機能 DLL では、接続とセキュリティの設定が有効であることを確認する必要があります。 設定が有効な場合、関数は ERROR_SUCCESS を返し、DLL は関連付け前の操作を続行します。 それ以外の場合、関数は Winerror.h で定義されている適切なエラー コードを返します。

    関連付け前の操作の詳細については、「関連付け前の操作」を参照してください。

IHV ハンドラー関数の詳細は、「ネイティブ 802.11 IHV ハンドラー関数」をご覧ください。