テスト システムのセットアップ
注: Microsoft Windows XP (SP1 以降)、Microsoft Windows Server 2003、およびそれ以降のオペレーティング システムでは、ベンダーが提供するネットワーク アップグレードはサポートされていません。
ネットワーク コンポーネントをアップグレードする前に、アップグレードするネットワーク コンポーネントが正しくインストールおよび構成されていることを確認します。
テスト システムを設定するには
アップグレード前のオペレーティング システム用に 1 つのパーティションを作成し、Microsoft Windows 2000 以降のオペレーティング システム用に別のパーティションを作成します。 注: アップグレード前のオペレーティング システムとアップグレード オペレーティング システムを同じパーティションにインストールしないでください。 アップグレード前のオペレーティング システムと Windows 2000 以降が同じパーティションにインストールされている場合、それらは同じ Program Files ディレクトリを共有します。
テスト システムで、アップグレードするオペレーティング システム以外のビルドを起動します。 次に、アップグレードするパーティション全体 (pagefile.sys ファイルを除く) をバックアップ ディレクトリにコピーします。 pagefile.sys ファイルは Windows 2000 以降の起動時に作成されるため、コピーする必要はありません。
バックアップ インストールを作成するこの方法は、ディスク イメージ プログラムを作成する場合に適しています。xcopy を使用できるため、ディスク イメージ プログラムよりもファイルのコピーにかかる時間が短くなります。 バックアップ パーティションの内容をアップグレードする新しいパーティションにコピーするだけで、アップグレード テストを繰り返すことができます。アップグレード前のオペレーティング システムを再インストールする必要はありません。
ネットワーク移行 DLL と netmap.inf ファイルを格納するためのテスト ディレクトリを作成し、これらのファイルをテスト ディレクトリにコピーします。
Winnt32 アップグレード フェーズに必要な Windows 2000 以降のファイルを格納するための別のディレクトリを作成します。
Windows 2000 以降のチェックビルドを含む Windows 2000 以降のドライバー開発キット (DDK) CD-ROM を挿入します。 CD-ROM の \i386 ディレクトリから、次のファイルをバックアップ ディレクトリにコピーします (手順 2)。
- winnt32.exe
- winnt32u.dll
- pidgen.dll
- wetuplog.*
winntupg という名前のアップグレード ディレクトリを作成します。 CD-ROM の \i386\winntupg ディレクトリ内のファイルを、テスト システムの winntupg ディレクトリにコピーします。
テキスト システムでデバッガーを有効にするか、Windows 2000 以降のオペレーティング システム用リソース キットに含まれている debugmon.exe を開始します。 次に、netcfg.ini ファイルを %windir% にコピーします。 netcfg.ini ファイルを使用すると、デバッグ トレースが有効になります。
次の例は、netcfg.ini 構成ファイルのサンプルです。
[DebugFlags] BreakOnAddLegacy=0 BreakOnAlloc=0 BreakonDoUnattend=0 BreakonDwrefProblem=0 BreakOnError=0 BreakOnHr=0 BreakOnHrInteraction=0 BreakOnIteration=0 BreakOnNetInstall=0 BreakOnWizard=0 DisableTray=0 DumpLeaks=0 DumpNetCfgTree=0 NetShellBreakOnInit=0 ShowIngnoreErrors=0 ShowProcessAndThreadIds=0 SkipLanEnum=0 TracingTimeStamps=0 [Default] OutputToDebug=1 [EsLocks] OutputToDebug=0 [ShellViewMsgs] OutputToDebug=0 [OptErrors] OutputToDebug=0