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SAN での緊急データの送信

アプリケーションが SAN で緊急データを送信する場合、Windows ソケット スイッチは、以下に説明する順序でそのデータを転送します:

  1. 緊急データを送信する要求の場合、スイッチは、MSG_OOB フラグが設定されている WSPSend 呼び出しを受け取ります。

  2. スイッチは、緊急データを制御メッセージ バッファーのペイロード部分にコピーします。

  3. スイッチは、適切な SAN サービス プロバイダーの WSPSend 関数を呼び出して、制御メッセージに含まれる緊急データを SAN ソケットのリモート ピア接続に送信します。 続いて SAN NIC は、緊急データを送信します。

  4. リモート ピアのスイッチは、送信されたデータを WSPRecv 関数でポストした受信バッファーに受信します。

  5. リモート ピアのスイッチは、受信データを受信バッファーからプライベート ストレージにコピーします。

  6. リモート ピアのスイッチは、WSPRecv を呼び出して受信バッファーを再ポストします。

  7. リモート ピアのスイッチは、標準の Windows ソケット手順に従ってアプリケーションにデータを配信します。