CoNDIS WAN ドライバーの登録
CoNDIS WAN ミニポート ドライバーまたは MCM は、その DriverEntry 関数から NdisMRegisterMiniportDriver を呼び出して、標準 MiniportXxx 関数を NDIS に登録します。 MiniportXxx 関数の登録について詳しくは、「ミニポート ドライバーの初期化」をご覧ください。
CoNDIS WAN コール マネージャーは NDIS プロトコル ドライバーです。 そのため、コール マネージャーは NdisRegisterProtocolDriver を呼び出して、標準 ProtocolXxx 関数を登録します。 NDIS プロトコル ドライバーの登録について詳しくは、「プロトコル ドライバーの初期化」をご覧ください。 コール マネージャーの初期化と MCM 初期化の他の違いについては、「初期化の相違点」をご覧ください。
NdisMRegisterMiniportDriver を呼び出すと、ミニポート ドライバーから NDIS_MINIPORT_DRIVER_CHARACTERISTICS 構造が提供されます。 正しい NDIS バージョン番号を指定する必要があります。 NDIS バージョン番号の設定について詳しくは、NDIS_MINIPORT_DRIVER_CHARACTERISTICS をご覧ください。
CoNDIS WAN ドライバーは、NDIS バージョン 5.0 以降を示す必要があります。
NDIS 6.0 以降のドライバーは、次のように CoNDIS コールバック関数を登録する必要があります。
CoNDIS ProtocolXxx 関数と MiniportXxx 関数を登録するには、すべての CoNDIS ドライバーが NdisSetOptionalHandlers 関数を呼び出す必要があります。
その CoNDIS MiniportXxx 関数を登録するため、ミニポート ドライバーまたはミニポート コール マネージャー (MCM) は MiniportSetOptions 関数から NdisSetOptionalHandlers 関数を呼び出し、それを NDIS_MINIPORT_CO_CHARACTERISTICS 構造に渡す必要があります。 コール マネージャー ProtocolXxx 関数を登録するため、MMC は NDIS_CO_CALL_MANAGER_OPTIONAL_HANDLERS 構造も提供します。
その CoNDIS ProtocolXxx 関数を登録するため、クライアントまたはコール マネージャーは ProtocolSetOptions 関数から NdisSetOptionalHandlers 関数を呼び出す必要があり、NDIS_PROTOCOL_CO_CHARACTERISTICS 構造を提供する必要があります。 さらに、クライアントは NDIS_CO_CLIENT_OPTIONAL_HANDLERS 構造を提供する必要があり、コール マネージャーは NDIS_CO_CALL_MANAGER_OPTIONAL_HANDLERS 構造も提供する必要があります。
CoNDIS ドライバーの登録の詳細については、「CoNDIS 登録」を参照してください。
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