受信操作
Dot11ExtIhvPerformPostAssociate の呼び出しを通じて開始される関連付け後操作を実行するとき、オペレーティング システムは Dot11ExtIhvReceivePacket 関数を呼び出して、ワイヤレス LAN (WLAN) アダプターを通じて受信された HV 拡張機能 DLL にパケットを転送します。 関連付け後の操作の詳細については、「関連付け後の操作」を参照してください。
パケットを受信するには、IHV 拡張機能 DLL が Dot11ExtSetEtherTypeHandling を呼び出して、1 つ以上の IEEE EtherTypes のリストを登録する必要があります。 このリストのエントリと一致する EtherType でパケットが受信されると、オペレーティング システムは Dot11ExtIhvReceivePacket 関数を呼び出し、関数の pvInBuffer パラメーターを通じてパケット バッファーを渡します。
注 IHV 拡張機能 DLL は、DLL が事前関連付け操作を完了する前に Dot11ExtSetEtherTypeHandling を呼び出す必要があります。 この操作の詳細については、「関連付け前操作」を参照してください。
Dot11ExtIhvReceivePacket が呼び出されると、pvInBuffer パラメーターは、メディア アクセス制御 (MAC) ヘッダー、LLC カプセル化 (必要な場合)、ペイロード データなど、802.11 パケット全体を含むオペレーティング システムによって割り当てられたバッファーをポイントします。
IHV 拡張機能 DLL は、Dot11ExtIhvReceivePacket の呼び出し内から受信したパケットに応答を送信できます。 このような場合、DLL は「送信操作」で説明されているガイドラインに従う必要があります。