次の方法で共有


通知の処理

ネットワーク構成サブシステムは、次の間隔で通知オブジェクトに通知を送信します。

  • ネットワークのセットアップ中 (オペレーティング システムのインストール、以前はネットワークをサポートしていなかったオペレーティング システムへのネットワーク機能のインストール、オペレーティング システムのアップグレード、ネットワーク機能のアンインストールなど)

  • ネットワーク構成中 (ネットワーク コンポーネントの追加、削除、有効化、無効化、ネットワーク コンポーネントの変更、ネットワーク構成サブシステムによるネットワーク コンポーネントの結合方法の変更など)

  • アプリケーションがサブシステムに通知オブジェクトを所有するネットワーク コンポーネントのプロパティを表示するように指示した後

通知を処理するために、通知オブジェクトは次の一般的な一連の操作を実行します。

  1. 通知オブジェクトが読み込まれると、システム レジストリが読み取り、内部データ構造で現在のネットワーク構成のモデルが形成されます。

  2. ネットワーク構成サブシステムは、通知オブジェクトが以前に要求したネットワーク変更に関する通知を通知オブジェクトに送信した後、通知オブジェクトは、それらの変更を追跡するために内部データ構造を変更します。

  3. ネットワーク構成サブシステムが通知オブジェクトへの通知の送信を完了すると、サブシステムは通知オブジェクトの INetCfgComponentControl::ApplyRegistryChanges メソッドを呼び出して、システム レジストリに変更をコミットします。

注: 上記のシーケンスでメンションされた通知には、通知オブジェクトの INetCfgComponentControl::CancelChanges メソッドへの呼び出しを含めることもできます。この場合、通知オブジェクトは元のネットワーク構成に戻す必要があります。 元のネットワーク構成を変更する前に、通知オブジェクトは構成の 2 つのコピーを作成する必要があります。 通知オブジェクトは、1 つのコピーを修正して変更を含め、もう一方のコピーを元の状態のままにすることができます。 通知オブジェクトは、元のネットワーク構成に戻すときに、修正されていないコピーを使用できます。