NDIS_STATUS_WDI_INDICATION_WAKE_REASON
ミニポート ドライバーは、NIC がホストをスリープ解除するときにスリープ解除の理由を示すために、NDIS_STATUS_WDI_INDICATION_WAKE_REASON を使用します。 スリープ解除の理由はデバッグ目的で使用され、機能上の影響はありません。
Object |
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ポート |
ホストが低電力状態になると、いくつかの機能が NIC にオフロードされ、NIC がスリープ解除に備えます。 スリープ解除のイベントが発生すると、NIC は、ホストをスリープ解除するウェイク割り込み行をアサートします。 その後、ホストは NIC を D0 (実行中を示す電源状態) にします。 D0 になると、NIC はスリープ解除の理由を示す必要があります。
スリープ解除の理由がウェイク パケットの場合、NIC には、パケットと一致するウェイク パケットとウェイク パターン ID も含める必要があります。 パケットは WDI_TLV_INDICATION_WAKE_PACKET としてカプセル化されます。 スリープ解除の理由には、パケットと一致するパターン ID を指定する WDI_TLV_INDICATION_WAKE_PACKET_PATTERN_ID も含める必要があります。
ペイロード データ
Type | 複数の TLV インスタンスを許可 | 省略可能 | 説明 |
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WDI_TLV_INDICATION_WAKE_REASON | スリープ解除の理由。 | ||
WDI_TLV_INDICATION_WAKE_PACKET | x | ウェイク パケット。 | |
WDI_TLV_INDICATION_WAKE_PACKET_PATTERN_ID | x | ウェイク パケットと一致するパターンの ID。 ID は、パターンの [追加] コマンドから取得されます。 |
要件
サポートされている最小のクライアント |
Windows 10 |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2016 |
ヘッダー |
Dot11wdi.h |