実行中のドライバー スタックの変更
NDIS は、フィルター モジュールの挿入、削除、または再構成などの操作のドライバー スタックを変更します。 NDIS は、フィルター モジュールでバイパス モードをアクティブ化または非アクティブ化できます。 フィルター ドライバーのバイパス モードの詳細については、「データ バイパス モード」を参照してください。
注 フィルター ドライバーのエントリ ポイントが変更された場合 (つまり、バイパス モードのため)、NDIS はドライバー スタックを一時停止して再起動します。 一時停止して再起動すると、一部のネットワーク パケットが送信パスまたは受信パスでドロップされる可能性があります。 信頼性の高いトランスポート メカニズムを提供するネットワーク プロトコルは、パケットが失われた場合にネットワーク I/O 操作を再試行する可能性がありますが、信頼性を保証しない他のプロトコルは操作を再試行しません。
NDIS は、次のように実行中のドライバー スタックを変更します。
NDIS は、ドライバー スタックを一時停止します。
詳細については、「ドライバー スタックの一時停止」を参照してください。
NDIS はスタックを変更します。
たとえば、フィルター モジュールを追加するために、NDIS は新しいフィルター モジュールをスタックに挿入する場所を決定し、フィルター モジュールの作成、挿入、およびアタッチを実行します。
フィルター モジュールが挿入または削除されると、ドライバー スタックの特性が変わる可能性があります。 この場合、NDIS は、ドライバー スタック内のすべてのプロトコル バインドとフィルター モジュールにプラグ アンド プレイ イベント通知を送信して、この変更をドライバーに通知します。
NDIS は、ドライバー スタックを再起動します。
詳細については、「ドライバー スタックの再起動」を参照してください。