次の方法で共有


NDIS 6.20 のメディア拡張性

NDIS 6.20 には、追加のメディア拡張性機能が導入されています。 つまり、ドライバー スタックのネットワーク層のメディア依存度が低下します。

NDIS 6.20 以降ではこれらの機能により、IEEE 802.3 を実装しないドライバーを実装するために必要なコードの複雑さが軽減されます。 さらに、こうした IEEE 802.3 以外の実装では、ARP と DHCP を実装する必要はありません。

NDIS 6.20 以降では、生 IP の新しいメディアの種類 (NdisMediumIP) で生 IP フレーム サポートが提供されます。 たとえば、NDIS WWAN のサポートでは生 IP が使用されます。

NDIS 6.20 では、メディア固有の帯域外 (OOB) データに対して強化されたサポートが導入されています。 メディア固有の情報には、Microsoft が割り当てるタグがあります。 NDIS 6.20 以降では、複数のメディア固有の情報タグがサポートされています。

メディア固有の情報の詳細については、OID_GEN_PHYSICAL_MEDIUM_EXNDIS_NBL_MEDIA_SPECIFIC_INFORMATION_EX を参照してください。