通知オブジェクト DLL およびクラス オブジェクトの読み込み
ネットワーク コンポーネントの通知オブジェクトは、コンポーネント オブジェクト モデル (COM) オブジェクトとして実装されます。 これらの COM オブジェクトは、COM コンポーネント サーバーである DLL に存在します。 DLL COM サーバーの開発の詳細については、Microsoft Windows SDK を参照してください。
特定の通知オブジェクトの DLLは一連のエントリ ポイント関数をエクスポートするために実装されることになります。
ネットワーク構成サブシステムに サブシステムの仮想アドレス空間への DLL の読み込みをさせる DllMain 関数。
DLL のクラス オブジェクトのオペレーティング システム レジストリに情報を格納する、DllRegisterServer 関数と DllUnregisterServer 関数。 ネットワーク構成サブシステムは、このレジストリ情報を使用して、ネットワーク コンポーネントの通知オブジェクトを見つけて読み込みます。
DLL が使用されているかどうかをネットワーク構成サブシステムに判断させる DllCanUnloadNow 関数。 DLL が使用されない場合、サブシステムは DLL をメモリから安全にアンロードできます。
通知オブジェクト DLL を COM サーバーにするには、サポートする通知オブジェクトのクラス ファクトリを COM サーバーが公開する必要があります。 このクラス ファクトリは、ネットワーク構成サブシステムに通知オブジェクトのインスタンスを作成させます。 クラス ファクトリは IClassFactory インターフェイスから継承することになります。 IClassFactory から継承するクラスの実装の詳細については、 Windows SDK を参照してください。