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Hyper-V 拡張可能スイッチ拡張機能の作成を開始する

Hyper-V 拡張可能スイッチ拡張機能は、Hyper-V 拡張可能スイッチ内で実行される NDIS フィルターまたは Windows フィルター プラットフォーム (WFP) フィルターです。これは、Hyper-V 仮想スイッチとも呼ばれます。

拡張機能には、キャプチャ、フィルター処理、転送の 3 つのクラスがあります。 それらすべてが NDIS フィルター ドライバーとして実装できます。 フィルター拡張機能は、WFP フィルター ドライバーとして実装することもできます。

ドライバー開発者向けのアーキテクチャの概要については、「Hyper-V 拡張可能スイッチの概要 参照してください。

Hyper-V 拡張可能スイッチ拡張機能を作成するには、次の手順に従います。

  1. 拡張アーキテクチャとプログラミング モデルについて説明します。

  2. 開発環境を設定します。

    • Microsoft Visual Studio をインストールします。
    • Windows Driver Kitダウンロードしてインストールします。
  3. サンプル拡張機能について学習します。

  4. 拡張機能を記述します。

    • サンプルの 1 つを開始点として使用したり、既存のフィルター コードを移植したり、拡張機能をゼロから記述したりできます。
    • NDIS 拡張機能を開発している場合は、「Hyper-V 拡張可能スイッチ拡張機能の INF 要件」で概説されているように、標準 NDIS INF を少し変更して使用できます。
  5. 拡張機能をビルドし、単体テストします。

    • 拡張機能をビルドするには、Visual Studio を使う必要があります。
    • Visual Studio を使用してサンプル拡張機能をコンパイルして実行することで、拡張機能のビルド プロセスを理解できます。
  6. 拡張機能の署名を取得するための Windows 認定プロセスについて説明します。

  7. Windows Hardware Lab Kit 環境を設定します。

  8. 拡張機能の Windows ハードウェア認定キット (WHCK) テストを実行します。

    • フィルター.ドライバー.ファンダメンタルズ
    • フィルター.ドライバー.セキュリティ
    • Filter.Driver.vSwitchExtension
  9. 最終的な拡張機能が WHCK 認定に合格したら、Microsoft に提出します。

    • System Center Virtual Machine Manager (SCVMM) 2012など、管理パッケージで追跡および展開できるように、拡張機能を特定の形式で MSI インストール パッケージとして送信する必要があります。 MSI 形式は、拡張ドライバーの MSI パッケージ要件で定義されています。
  10. Windows Server カタログで拡張機能を一覧表示します。

    • Windows Server カタログで拡張機能の簡単な説明を一覧表示します。
    • Windows Server カタログに認定された拡張機能の一覧表示に関する情報は近日公開予定です。