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コンポーネントのドライバーの構成

ネットワーク構成サブシステムが通知オブジェクトの INetCfgComponentControl::ApplyPnpChanges メソッドを呼び出した後、通知オブジェクトは、通知オブジェクトを所有するネットワーク コンポーネントのドライバーに構成情報を送信する必要があります。 ネットワーク構成サブシステムは、INetCfgComponentControl::ApplyRegistryChanges メソッドを呼び出した後、および特定のネットワーク コンポーネントのドライバーとサービスが開始された後に、ApplyPnpChanges を呼び出します。 ApplyPnpChanges 呼び出しでは、ネットワーク構成サブシステムは INetCfgPnpReconfigCallback インターフェイスを渡します。 コンポーネントの通知オブジェクトは、INetCfgPnpReconfigCallback インターフェイスを使用して、コンポーネントのドライバーに構成情報を送信できます。 このドライバーは、TDI プロバイダーまたは NDIS ミニポート ドライバーである必要があります。

通知オブジェクトは、その ApplyPnpChanges 実装内で INetCfgPnpReconfigCallback::SendPnpReconfig を呼び出して、コンポーネントのドライバーに構成情報を送信できます。 SendPnpReconfig は、構成情報をドライバーに渡します。

または、通知オブジェクトは Win32 CreateFile 関数を呼び出して、コンポーネントのドライバーへの接続を開くことができます。 通知オブジェクトは、Win32 DeviceIoControl 関数を呼び出して、入力データと共にコントロール コードをコンポーネントのドライバーに直接送信できます。

通知オブジェクトは、INetCfgPnpReconfigCallback を使用する必要はありません。 ただし、通知オブジェクトで INetCfgPnpReconfigCallback を使用する場合、ユーザーはオペレーティング システムを再起動して、ドライバーで構成変更を有効にする必要はありません。