NetAdapterCx クライアント ドライバーのデバッグ
Windows Driver Framework 拡張機能 (Wdfkd.dll) コマンドを使用して、クライアント ドライバーをデバッグできます。 さらに、 !ndiskd.netadapter では、アダプターのネットワーク固有のプロパティが表示されます。
また、 !ndiskd.netrb
デバッガー拡張を NET_RING 構造体のアドレスと共に使用して、リング バッファー内のパケットとフラグメントを調べることができます。 このコマンドは、リング バッファー内の要素の数、OS が所有するパケットの数、クライアントが所有するパケットの数などの追加情報を提供します。
NetAdapterCx クライアント ドライバーでは、次の !ndiskd コマンドを使用できます。
- !ndiskd.cxadapter
- NETADAPTER ハンドルを指定すると、NETADAPTER オブジェクトに関する情報が表示されます。
- !ndiskd.netqueue
- NETTXQUEUE または NETRXQUEUE ハンドルが指定された場合は、データ パス キューに関する情報を表示します。
- !ndiskd.netrb
- NET_RING 情報を表示します。
- !ndiskd.netpacket
- NET_PACKETに関する情報を表示します。
- !ndiskd.netfragment
- NET_PACKET_FRAGMENTに関する情報を表示します。