動的 MOF データの実装
ドライバーのバイナリ MOF データをドライバーのバイナリに含め、実行時に選択したスキーマ情報を返すことにより、ドライバーのスキーマを動的に発行することができます。 動的 MOF データを提供するには、ドライバーは以下の手順に従う必要があります。
「ドライバーの MOF ファイルのコンパイル」の説明に従って、MOF ファイルをコンパイルします。
wmimofck.exe を使用して、MOF コンパイラによって作成された .bmf ファイルの 16 進ダンプを含む .x ファイルを作成します。
#include を使用し、手順 2 で作成した 16 進データをドライバーのソースに含めます。
wmidata.h で定義された GUID である、サポートする MSWmi_MofData_GUID として登録します。
MSWmi_MofData_GUID の IRP_MN_QUERY_ALL_DATA または IRP_MN_QUERY_SINGLE_INSTANCE 要求の両方に応答して、選択したバイナリ データを WMI に返します。
wmimofck ユーティリティについて詳しくは、「wmimofck.exe の使用」をご覧ください。